「こんなのがラボ・パーティ   その1」に引き続き、
伝えたいことを記事にしましたので、
お付き合いいただければ、嬉しいです。

「こんなのがラボ・パーティ その1」   もお読みください。

その2<ことばはこころの表現>

こどもはとても記憶力が良いですし、
大人がやらせれば、一生懸命取り組みます。
言わせた英語はすぐに言えるようになります。
書かせた英語はすぐに書けるようになります。
しかし、このような取り組みでは気持ちの
やりとりができるようにはなりません。
日本語も英語もコミュニケーションしていくためのものです。
英語を自分のものにしていく過程において、
英語が使われている状況や気持ちを体験しながら、
人と人との関わりの中で育てていかなくてはいけません。

ことばはこころの表現です。
英語がどんな状況のときに
あるいは、どんな気持ちのときに使われるのか、
こころとからだに染み込ませなくてはいけません。
そのためには、
物語の気持ちを表現するテーマ活動(劇表現活動)が
とても有効なのです。

英語はパターンで覚えるべきだと考える方もいますが、
パターンを覚えていると、かえってパターンの答えを
待ってしまって、違う答えが返ってきたら、
面食らってしまうことになりかねません。
ことばはその場その場の状況に応じて
生きて使われるものです。
それが、コミュニケーションです。
ことばの背景に気づき、
「思ったこと」「感じたこと」を
伝えるやりとりがとても大切だと思います。



つづく