父が昨年の4月に心不全で入院し、すぐに退院したのはよかったですが、
12月末に3度目の入院で、腎不全が悪化していることを担当医師から
説明され、余命宣言をされてしまいました。
ただ、昨日のヤマを抜けて小康状態にあるので、この状態が続くのである
ならば、数日は大丈夫かもしれません。ですが、担当医師からは急変の
可能性もあるとのことなので、予断を許さない状況です。
しかしながら、すでに片言しか話ができない状態です。
4月以前から、碁が打てなくなっていたので、自分でも病状がよくない事
は、把握していたのでしょう。
孫が高校に入学するまで待ってくれることを祈るだけです。
自分が高校の時に囲碁を覚えてから、父と対局することが父の楽しみと
なっていたと思います(本人でないとわかりません)が、社会人になって
からは、同じような棋力で勝ったり負けたりを繰り返していました。
近年は父は読みが困難になっていたので、間違いが多かったので、何子
かを必ず置いて打つようにしていました。
ゆっくりと飲みながら話ができればよかったと思いますが、父と一緒に
飲んだ記憶はほとんどありません。
父とのコミュニケーションは、碁に始まり、碁に終わる、そんな父と歩いて
きた囲碁道も、父が碁を打てなくなり、そして人生の幕を閉じようとしています。
本当にこれでよかったのかと、自分自身の不甲斐なさを嘆きます。
もっと、碁以外のことでも話し合っておきたかった。
とても残念でなりません。
また、しばらく書けないと思います。よろしくお願いいたします。
では。