17日(水)、朝から地元橋本英教(ひでのり)衆院議員のスタッフである菅原女史、石川さんと、一関市と平泉町の企業、団体回り。

 福祉施設、建設会社、測量会社、商工団体、農事法人、食品会社、酒造会社などなど。精力的に田中候補への支持をお願いする。

 15時前新幹線で一関駅から東京駅へ。

 夕方から復興庁の私のスタッフである上原さんの送別会と後任の高橋さんの歓迎会。警察庁から出向の上原さんは2年間の英国留学。

 この2年間しっかりと仕事をしていただきました。穏やかな風貌と華奢な体つきを見るととても警察官僚とは思えない好青年です。健闘を祈ります。後任の高橋さんは財務省からでどちらかというと私の体型によく似ています。

 飲み過ぎたのか、東北疲れなのか、宿舎で爆睡。

 18日(木)、朝5時起床。磯秘書運転の車で羽田へ。空港に着いてから携帯電話を宿舎に忘れたことに気付く。また大きなチョンボ。7時の飛行機で羽田から伊丹へ。

 10時より朝来市で「コウノトリ放鳥式典」。先月10日の放鳥は養父市伊佐地区(八鹿町)でしたが、今回は朝来市三保地区(山東町)。今日も快晴。

 岡林与布土自治協議会会長を始め地元の皆さんの熱心な取り組みがあってこその今日の放鳥です。しかしゲージを開放しても一般的にはコウノトリはすぐ空に飛び立ちません。伊佐地区では3日程後だったとのこと。さて今回は?

 昼過ぎ養父市の災害現場視察。今週月曜日(15日)の局地的な豪雨による関宮町熊次(くまつぎ)地区の土砂崩れ現場に。養父市長、県の土木事務所所長、地元の関係者の皆さんと一緒に。この地帯は水に弱いとされる蛇紋岩(じゃもんがん)が大変多いところです。いずれにしてもハチ高原の観光シーズンが控えており、早急に復旧しなければなりません。

 夕方、ホテル「KOSHO」(豊岡市)で県道改修の要望を豊岡市中筋地区の区長さんから。

 18時30分より藤原次郎さんの受章記念祝賀会。但馬出身の映像作家である藤原さんの作品が世界的に権威あるコンテストで金賞を受章されたお祝いの会です。

 藤原さんは、尊敬しているという植村直己のようにたった一人で、「木の殿堂」(安藤忠雄氏の設計)を一年近くかけて撮影し、ナレーションや解説も入れず、映像の美しさによってこの快挙をなしとげました。茫洋とした人柄、それでいて粘り強い藤原さんだからこそできたのでしょう。