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こんにちは。子ども向けイベントプランナーの石井邦知です。
ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
子ども向けイベントの企画を検討する上で、
「小学生の子供たちみんなが楽しめるゲームと言うと、年齢差（発達段階の差）も大きいので、なかなか難しい」
と実感することがあると思います。
鬼ごっこをやるにも、ドッジボールをやるにも、年齢が上の子どもにはハンディを課さないとゲームが成り立たない、しかしハンディを課すと子どもは物足りなさも感じてしまわないか？？と不安になってしまいますよね？
そんな時に有効なゲームを今回ご紹介します！
全員が一度は勝てる！
そんなゲームとは、(正式名称は定かではありませんが)ボール7というゲームです。
簡単に言うと、参加人数は1回あたり4人で四隅（＝各自の陣地）に位置してもらいます。
そしてボール（リングビーなどボール以外のものでも可）を7個用意し真ん中に置きます。
そしてよーいスタートの合図で一斉スタートし、自分の陣地に最初にボールを3個揃えた人が勝者となります。
真ん中にボールがなくなれば、他の人の陣地にあるボールを獲ってくることになり、3個揃いそうでもなかなか揃わないことも多いのがこのゲームの特徴です。
例えばサッカーで、そんなに上手くないのに点をよく獲る子供をたまに見かけますが、その要因の一つに「位置取り(ポジショニング)がうまい」というのが挙げられると思います。このゲームも同様でスピードが速くなくても、そういう才能が引き出されるゲームとも言えますし、駆け引きも覚えられるでしょう。
したがって、このゲームはスピードが速ければ勝てるというゲームでもなく、全員に勝てる可能性があるゲームです。
実際にこれまで何度も実施してきて、1日あたりに行うゲームの回数も10回以上やることがほとんどですが、必ず全員が少なくとも一度は勝っていました。
4人のバランスと配置方法は？
まだここまでの説明だけでは、「それでも高学年の子が優位なことに変わりないのでは？」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。が、逆に言うと4人なので、誰かが優位になるということもありません。
高学年の子どもが一人であれば、他の3人がそこが3個揃わないようマークすることで、高学年の子どもが勝つのは難しくなり、そのすきにノーマークだった子どもが3個揃えてしまうということもよくあります。一方で高学年の子どもが2人以上いれば、お互いをマークし合うことで、ゲームが拮抗します。
4人の配置の仕方もそこまで影響がないと思われますが、もしもつり合いがとれなかった場合は、次回以降配置を変えてみるのも一つの方法です。
人数が多い場合は？
人数が多い場合は、2グループに分けて実施することもできますし、実施できるスペースが限られるようでしたら、1回あたりの参加者を計8人にして、1チーム2人組にするようなこともできます。
このようにチーム戦になると、もっと突き詰めて独自の作戦が生まれてくる可能性もあるでしょう。
その他このゲームの利点として、
・小スペースでの実施が可能
・屋内外の両方で実施することが可能
といったこともあります。
また必要な遊具はボール（リングビーなどでも可）7個と小さなカラーコーン(リングビーなら左のタイプ、ボールなら右のタイプがやりやすいです)を4つ揃えるのみで手軽に実施できますので、そういう点でもお薦めです！
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