《どんな社会情勢でも変わらぬ情愛を持ち続けたい》
第106節【肉親の情愛】

親は子をいつくしみ、子は親に孝養をつくす。

兄は弟をいたわり、弟は兄をうやまう。

これは、肉親としてきわめて当然の情愛である。

どんなに理想的に行ったとしても、感謝したり感謝されたりする筋合いのものではない。

もし、そのことで恩着せがましい態度をとったり、施しをうけたような気持ちになるならば、それはもはや

他人同士の関係となり、商人の取引と変わりない。




道徳とは、その時の社会情勢や時代背景によって変化するものですが、肉親の「情愛」は変化しようの

ないものだと思っていました。

しかし、世の中の変化はその「情愛」にたいしても、言いようのない、時にはやるせない変化を感じさ

せます。

ではどうすればよいのでしょうか。

私は、まず自分自身を愛する(大切にする)ことから始めれば、状況は少しずつでもいい方に変ってい

くかと考えています。

自分自身を大切にすることができれば、身近の人も、その他の人にも優しく接する気持ちが芽生えるも

のと考えるからです。



貴女はどんな気持ちで私と接しているのだろうか?・・・・・・・・・いい意味で、意識したことも最近はありませんアハハハハ。