《人にウソをつかれたら貴方はどんな態度をとりますか》
【菜根譚シリーズ】第104節【思慮深く、円満な人格】

人をおとしいれようとしてはならない。だが、人からおとしいれられることは警戒心をはたらかせなければ

ならない。

これは思慮の足りぬ人々をいましめた言葉である。

人にだまされまされまいと神経をとがらせるよりは、むしろ、甘んじてだまされたほうがましだ。

これは目先のききすぎる人をいましめた言葉である。

この二つのことばを肝の銘じれば、思慮深く、しかも円満な人格を形成することができよう。



二つめの「甘んじてだまされた・・・・・・・・・」は、分かっていても、私などではなかなかできること

ではない。(特に仕事上においては判断を間違えると命取りになる)

要は、物事の大小にもよるのだろうが、このような経験を積むことによって、懐の深さを養う事が出来てゆ

くのであろう。



そうすると、私が鍛えている?せいか、貴女はかなり懐が深いぞ・・・・・・・・・アハハハハてか。