【菜根譚シリーズ】66節【ものは考えよう】
名誉や地位を得ることが幸せだと思われているが。じつは、名誉もなく地位もない状態の中にこそ最高の幸せがある。
飢えに泣き寒さに凍えることが不幸だと思われているが、じつは、飢えもせず凍えもしない人々の方が一層大きな不幸を背負っている。
「隣の芝生はよりよく見える」ではないが、実際その会社や仕事に従事して初めて分かることは多い。
私など、地位も名誉とも関係のないところで生きてきたから(掴みかけたことはある?がつかんだことのない世界です)、一度ぐらいはという、スケベ心?をこの年令になってまでも捨て切れてないところがあります。
それでは「物事の本質をまだ見れていませんね」と、苦言を受けている自分がわかります。よく言いますよね、「わかるとできるは全然違うことだ」と。ハイとしか言えない自分がなさけなくもあります。(反省)