腫瘍内科診察
腫瘍マーカーCEAは4に下がった。
肝機能は若干悪くなった。
肝機能悪化の原因は、高濃度ビタミンC点滴療法ではなく、抗癌剤のような気がする。
主治医に尋ねた。
「肝機能障害に効く漢方薬はないでしょうか?」
主治医
「ウルソがあります。知ってますか?」
私達。
「はい知ってます。うちの犬が飲んでます。」
先生は爆笑しながら。
「犬がウルソを飲むなんて知らなかった。」
「これを処方しましょう。」
妻はとうとう、愛犬”ひめ”と同じ薬を飲むことになってしまった。
ひめに処方された時は、胆嚢の薬だと説明された。
胆嚢を摘出した妻に、効果があるのか疑問に思ったが、この薬は肝臓の薬でもあった。
胆汁の流れを良くして、肝臓を守る薬だそうだが。
これで回復するのだろうか?
他にステロイド剤が処方されたが、便秘を起こす副作用があり。
うかつに飲めない。
来週PET-CTの検査予約を入れた。
これで4ヶ月前から、最大1cm弱の悩みの種の正体が分かる。
腫瘍か、はたまた、手術の残骸か。
はたまた、新たにがんが発見されるか。
診察の最後に、主治医に言われた。
「もし、PET-CTに、なにも写ってなくても、完治したと思わないでください。」
「状態は悪いままなので、治療を止めようと思わないでください。」