免疫療法など | 末期がんの先

末期がんの先

妻の闘病記です
2013年8月貧血の精密検査の結果大腸がんに侵されていることが発覚。
手術で大腸ガンは切除したが、腹膜播種が判明、末期がんの宣告を受ける。
生き残るため悪戦苦闘する闘病記です。

腹膜切除以外に手はないのかと思い、免疫療法等をあたってみる。


MK細胞を主に使った療法

効果があるのは約3割の患者。
腹膜播種に関しては腹膜に血管が少ないのであまり効果が期待できない。
無限にお金がかかる。

樹状細胞及び腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン療法

ワクチン接種はワンクールのみ、費用は200万円ほど。
効果は5年ほど続く。
先進医療に認められていて九大病院などで治療が始まっている。先進医療は適用基準が大変厳格なので妻には無理。(すでにいろいろ治療しているのでエビデンスにならない)

腫瘍抗原ペプチドは自分のがん細胞から培養しなくても効果は上がるようだ。
ワンクールで終わるのなら使ってもいいかもと思う。
ただ腫瘍内科の主治医が免疫療法のクリニックとは連携をしないと言っているが問題。

まだ話は聞いていないが「高濃度ビタミンC点滴療法」とかある。これは安くて効果があるようだ。


どの治療法も、腹膜削除+温熱化学療法に置き換わるものではないが。

術後に抗癌剤治療と併用すると効果が上がるようだ。

「樹状細胞及び腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン療法」と「高濃度ビタミンC点滴療法」ははやってみたい。