お気に入りの・・・ミネット・ウォルターズ | お気に入りの・・・

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お気に入りの・・・、の続きは、映画、本、文章、音楽、物など何でも入ります。楽しいことばっかり書き込みたいと考えています。

ミネット・ウォルターズの一作目、「氷の家」は特に感心もせず、忘れていたぐらいですが、2作目の「女彫刻家」では1ページ目から嵌りこんでしまいました。3作目の「鉄の枷」では家庭小説みたいな感じで、特に読んでも読まなくても・・・という感じです。
鉄の枷(the scold's bridle)下の写真を参照。scoldとは口やかましいガミガミ女という意味なんだそうです。これを頭にかぶって老女が死んでいたんです。自殺なのか他殺なのか・・・という話です。


鉄の枷 (創元推理文庫)/ミネット ウォルターズ

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資産家の老婦人、マチルダ・ギレスピーは、血で濁った浴槽に横たわって死んでいた。睡眠薬を服用した上で手首を切るというのは、よくある自殺の手段である。だが、現場の異様な光景がその解釈に疑問を投げかけていた。野菊や刺草で飾られた禍々しい中世の鉄の拘束具が、死者の頭に被せられていたのだ。これは何を意味するのだろうか?英国推理作家協会ゴールドダガー賞受賞作。