本日の教室はインフルエンザや風邪でお休みする生徒が数人おりました。最近は流行ってきているようです。どうぞお大事に。
そんなわけで午後の教室はゆったりと進ませてもらえまして、授業が終わってからある生徒と絵本を一緒に読みました。ちなみに教室には絵本を数十冊置かせてもらってます。、もちろん教室では基本読む時間は設けておりませんが、ちょっとした待ち時間などに生徒が読む、という具合です。
それで今日は時間があったのでMちゃんに一番好きな本を選んでもらいました。幼少の頃に読んでいたはずですが完全に忘れているので今回はほぼ初見ということになります。で、興味がないままに読み進めていると、後半に差し掛かるにつれ、これはもしや・・、そしてラストには完全に、マジか！となってしまいました。度肝を抜かれました。
この絵本は完全なる”人生の真理”を物語ってるじゃないか、と。いや、絵本ってだいたい真理を物語ってるもんなんでしょうけど、今回はなんというかクルものがありました。
ということは、この世のお父さんお母さんはみんなこれを子どもと一緒に読んでるんだよなと。てことは、お父さんお母さんみんな知ってるんだよなと。今日ほど自分がお父さんをやってないことに焦りを感じた瞬間があっただろうか。大人になって絵本を読んでこなかったという、なんか知らないけどそういう”出遅れた感”がハンパない。
さて、その絵本とは…
いやその前にその絵本に書かれていた真実とは・・・
ズバリ、
はいドーン！！
「輪回転生」
あー久々のデカ太文字は気持ちいい。
その絵本とは、そう「100万回生きた猫」。
たった１つのことに気付くために１００万回も苦を生きた猫の話。これを読んでるはずのお父さんお母さんは、さすがに子供の前では不平不満は言えないよな、と思った次第で。
いやーМちゃん、この絵本を選んでくれてありがとう。加えて、風邪で休んでくれた生徒達にも、私にこの本を読む機会を与えてくれてありがとうと言いたい。
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