パソコン教室を昨年2月にオープンし1年と8ヶ月過ぎた。その間色々な事があり、色々な事を考えた。それはサラリーマン時代と違った私にとって新たなカルチャーとの取り組み。


なんかちょっと記録で保存していきたい衝動に駆られた。というわけで思い出しつつ独善随筆・・・したためて行きたい。


さて特筆したいのが「近所とのお付き合い」。マーブルのスタッフから最初に言われたのがこの言葉。


サラリーマン時代はまったく気にしてなかった事項で、そんな事してどうなるの?なんの得があるの。それより自分の頭のハエを追うので精一杯やんか・・・・・


本音はこうだったかも知れないが、今ではとても感謝している。


いかに優秀な教室でも周りに受け入れられ無かったらすぐに落ちていく。受け入れられることによって初めて伸びていける。


新参者が店舗を開くとき、その内容の充実に精一杯になってしまう他に気を使うゆとりも無くなる。でも近所に受け入れられることは、その事(自分の店舗の充実)と同様の、あるいはそれよりも重要な事かも知れない。


どんな事を考えないといけなかったか・・・


1)金は近所で落とせ

値段で補える物ではなくとても重要な事になる。店舗を構えるととても費用がかさみ少しでも安く・・・と思ってしまう。でも近所で必要な物や事がカバーできるなら近所で済ませる事が重要。GIVE and TAKE・・・汚い言葉かも知れないが、近所からの口コミや来店を期待するなら、自らも近所の店を利用すべき・・・


毎日の食事、時々の散髪、飾り付けの花、必要な仕入れ、息抜きの飲み屋、・・・・・地の店で金を使いたい。と言うわけだか、フランチャイズやチェーン店は同じお金を使うなら最後にしたい。


2)近所の変化や近所のイベントには十分な情報収集と配慮


特に祭り等のイベント、新規店舗のオープンや廃業・・・色々な情報があり、出来るだけ参加すべき・・・私は全く関心なかったので努めて努力するようにした。井戸端会議・・・重要。


3)日頃の挨拶


まあ、書くまでも無いが顔と店を覚え日頃の挨拶。そして、少し話をしたりすると色々な情報が入る。「あの店はうまい」「この店はあかん」・・・など。


もし、自分の店が「あの店はあかん」と裏で言われていたら・・・と思うとぞっとする。


さて、オープン時は新参者と言うことで、冷ややかに見られていた気もするが、最近やっと声をかけられたり受け入れられてきたかなと感じる事も出来てきた。それにつれご近所の紹介で生徒さんも来られるようになってきた。


時間はかかるが、日頃の少しずつの積み重ねがとても重要と思う次第である。



途中報告・・・行方不明の「マイケル」の話ですが、張り紙をして見かけたとお電話を2件頂きました。まだ今だ行方不明ですが、とても参考になる情報でした。この場を借りてお礼申し上げます。


まだあきらめず探します。どうぞ宜しくお願いいたします。