「英語は逆から学べ!」 苫米地英人 | kottsunのLogノート

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主に、読んだビジネス書のこと、iPhone関連、パソコン関連のことなどを書いています。

今まで英語を覚える方法としては、単語を覚えて行くとか、英文法をマスターする

など、様々の方法があるが、それらに共通していることは、日本語のうえに英語が

成り立っているということ。

つまり単語を覚えるにしても、その単語の意味を日本語で覚えたり、

(例えば、単語帳でキクタン という本があるが、これに添付のCDなどは、英語の

発音の後、日本語が流れ、それを繰り返していく物になっている)

英文法にしてもそれを過去形だとか、未来形だとか日本語に置き換えてから

理解するということが中心となっていた。

それが中学からずっと英語をやってきているにも関わらず、なかなか英語が話せない

理由になっている。という作者は指摘する。

ではどういう方法が一番良いのか?

それは脳の中に英語の脳を(ここでは「英語脳」と読んでいる)作ってしまうことである。

赤ちゃんを例に取ってみると、赤ちゃんは日本語の訳して理解しているわけでもなく、

また日本語の文法を覚えて、日本語話せるようになるわけではない。

日々の生活の中で日本語で理解する脳を形成したことで、日本語がしゃべられるように

なっている。また自分のしゃべりを振り返ってみても、自分らはしゃべることを頭の中で

日本語の文章にして、それをしゃべるということはしない。

そういったことをが出来るのは脳の中に日本語脳があるわけで、それと同じような物を

脳の中にもうひとつ作ってしまう。それが英語を覚えるコツである。

と言うのは簡単だが、そのためにはかなりの英語に触れる時間が必要であり、しかも

その中には日本語は存在しない。とことん英語につかる必要があるので、意味が理解

出来るようになるまでには、かなりの時間と苦痛が伴うと思う。

それをおもしろさとして捕らえて成し遂げたとき、英語は身に付くのだと思う。

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目次

Chapter 1 なぜ、大人になってから英語は学べないのか?
         ~最新の機能脳科学が解明したクリティカルエイジとは?~

Chapter 2 日本の英語教育では英語が出来るようにならない理由
         ~はるか昔の言語学を基に作られた教育方法では意味がない!~

Chapter 3 すべての人が生まれたときから「英語センス」を持っている!
         ~最新の機能脳科学が解明した「脳が言語を学ぶメカニズム」とは?~

Chapter 4 赤ちゃんと同じ方法で学ぶ!
         ~50倍速英語脳プログラム  -理論編- ~

Chapter 5 ネットで話題の誰でも出来る「英語脳の作り方」
         ~50倍速英語脳プログラム  -トレーニング編- ~

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・「英語脳の作り方」の基本メカニズム
 ①発話状況を見ながら英語を聴く
   (海外ドラマなどを活用)
 ②聴超えてくる音に式を持って「次にどんな音がくるかな」と次を予想しながら見る
 ③ ①→②を繰り返す

・英語脳を作るのに最適な教材
 海外ドラマ

・「英語脳の作り方」トレーニング手順
 ①1つだけ単語を拾う
   ※例えばtreeと聴いても、日本語の「木」を意識しないこと
 ②単語をイメージする
 ③単語を五感で感じる
 ④抽象度を上げる
   ※臨場感を持たせる
 ⑤単語のイメージを広げる
   ※treeからleaf、fireなどを連想する。辞書を使用する場合は英英辞典のみ
 ⑥次を予想する


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