おれが本当に欲しかったものは、“おれは生まれてきても良かったのか”その答え一つだった(エース) | 本好き精神科医の死生学日記 ~ 言葉の力と生きる意味

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「こんな苦しみに耐え、なぜ生きるのか…」必死で生きる人の悲しい眼と向き合うためには、何をどう学べばいいんだろう。言葉にできない悩みに寄りそうためにも、哲学、文学、死生学、仏教、心理学などを学び、自分自身の死生観を育んでいきます。

$言葉の力で心をひらく ~  「自分を見つめる」ということ



おれが本当に欲しかったものは

どうやら“名声”なんかじゃなかったんだ・・・

おれは“生まれてきても良かったのか”

欲しかったのは・・・その答えだった



          (ポートガス・D・エース)



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誰かに認めてもらえることと、

多くの人からの名声を得ることは、

似てるけど違う。



自分の存在を、

認めてもらうことと、

認めさせること、

これも違う。



自分は、

生まれてきてよかったのか、

生きていてもいいのか。



何のために生れてきたのか、

なぜ生きるのか。




名声や人気を求めている人も、
お金や富を求めている人も、
平凡な幸せや、家族、人間関係を求めている人も、

みんなが欲しいのは、
心の底で願っているのは、
きっと、この答えひとつ。

この答えが分かった時、

「ありがとう」

と心から言える。


命の重みをもった「ありがとう」が。


そういう「ありがとう」を言うために、人は生きるのかもしれない。


そんな気がします。




 
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