怒らない技術 ~ 人の心を左右するのは、出来事ではなく受け止め方 | 本好き精神科医の死生学日記 ~ 言葉の力と生きる意味

本好き精神科医の死生学日記 ~ 言葉の力と生きる意味

「こんな苦しみに耐え、なぜ生きるのか…」必死で生きる人の悲しい眼と向き合うためには、何をどう学べばいいんだろう。言葉にできない悩みに寄りそうためにも、哲学、文学、死生学、仏教、心理学などを学び、自分自身の死生観を育んでいきます。

 怒らないことも「技術」であるというのは、新鮮ですね。

 技術ならば、練習して習得することができること。

 怒りっぽいとか、イライラするとかは、
 性格のようにも思いますが、
 治そうと思えば、治せることのようです。

 



■同じ出来事でも、どう考えたかで結果は変わる!


怒るか起こらないかを決めるのはあなた自身です。

人間はすべてのことを自分で選んで行動しています
毎日、何百、何千という意思決定をくり返しながら生きています。
その意思決定の質が、人生の質を変えます

私も最初から、このことに気付いていたわけではありません。
嫌の事に直面すれば、怒りまくっていました。
怒っていることを自分が決めているという考えなどありませんでした。

でも、実際には、自分がある物事に直面した時に、
「それはイヤだ」と選んでいるのです。

たとえば、遅刻したときに上司がいきなり「ばか野郎」と怒鳴ったとしましょう。
このことに対して「そこまで言うことないじゃないか」と怒ることもできますし、
「自分が遅刻したのだから当たり前だ」と思うこともできます。

誰かの苦言に対して「うるさい、余計な御世話だ」と怒る人もいれば、
「自分のために言ってくれた、ありがたい」と思う人もいます。

人の心を左右するのは、出来ごとではなく受け止め方なのです。
だから逆に言えば、どういった感情を持つかは
本人の意思によって変えられるはずなのです。




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 反応を選択する、と「7つの習慣」の第一の習慣でも言っているし、

 上機嫌でいる、ということでもある。

 「総てはそう 僕の捕らえ方次第だ」とミスチルも歌っている。


 そういう意味では、
 自分のまいた種が、自分に返ってきている、因果応報とも言える。


 「出来事を変える」のと「その受け止め方を変えること」は
 「違う」ことを知るのが第一歩。

 というより、それが全てなのかも。



 マイナスの感情が出てきそうになったら、まずは一呼吸おくのが大切かと思います。

 深呼吸するとか、目をつぶるとか、数字を数えるとか。



 こういうことは、自分で気づくことも大事だとは思いますが、
 学校でも教えてもらえればと思います。

 教わらないと中々気付けないこともありますし、
 何度も教わりたい事でもありますし。

 道徳の時間とかにでも。








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