お金は大事だよ。
しかし、地獄の2日間を越えると入院生活は天国だった。
昼は母児同室でずっと子供の世話をしていたし
夜も3時間ぐらい置きに授乳に呼ばれていて余り眠れなかったけど
母乳で足りない分のミルクは助産師さんが全部用意してくれて
自分では何もしなくて良かったので本当に楽だった。
それに何か用事がある時やシャワーの時などは子供を預かってもらえたし
上げ膳据え膳で、ベットも寝心地がよかったし
総合病院だったけどご飯はおいしいし、おやつの支給もあった。
体はまだ辛かったが、ちょっとした休暇を過ごしている気分だった。
こんなに楽ちんなら里帰りもできないし
半月くらいは入院してたいなぁなんて思ったけど
そんなことはもちろんできるわけないので8日の入院で無事退院となった。
帰りに窓口へ寄って入院費の清算をしたのだが
高額療養費制度を使ったので預けていた保証金は全て返ってきた上に
入院費用が出産育児一時金の支給額より安かったので
その差額ももらえるという。
さらに加入している保険からも保険金が下りるので
お金を払うどころか、かなりの金額がプラスになった。
現金な話だが、ここで初めて帝王切開も悪くないなと思った。