「休む」ということ
ここ最近、近しいアーティストさんのライブ公演中止のニュースがたくさん発表されています。
私も、この間の47ARCHツアー、最終公演まであと３公演と言うところで喉の状態が悪化し「公演中止か、否か？」と言うところまで行きました。
なので、彼女たちの辛い気持ちが痛いほど分かります。
頑張りたい気持ちが強すぎて、つい無理をして悪化させて、それでもまだ頑張りたいと思ってしまう。
アーティストと言うのは、そう言うものです。
私の場合も、ぎりぎりまで周りには「大丈夫！」と言って、自分自身をもごまかすように、平静を装っていました。
でも、これ以上隠して本番をやって、取り返しのつかない事態になってからでは遅すぎる！・・・と思い、事故が起こる寸前に悔しさを押し殺して周りの人に相談しました。
結果、私の場合はなんとかライブを開催し、本場を乗切ることができたのですが、ファンの方からは、
「中止と言う決断も出来たのではないか？」
「もっと早く協議は出来なかったのか？」
「ぎりぎりになるまでなんて無理はして欲しくない」
「周りに止める人は居なかったのか？」
などなど、様々なご意見を頂く結果となりました。
もちろん、こう言ったご意見は、好きなアーティストの体やアーティスト生命を思ってのお言葉だと思います。
でも、周りのスタッフさんもただただ見守っていたわけではありません。
日々少しずつ変化して行く体の調子を見、「大丈夫？」と声をかけ、慎重に判断をしていたのです。
「勇気ある撤退も時には必要」
と言う言葉は、常に私の胸にも、スタッフさんの胸にもあって、その言葉を繰り返し反芻しながら、決断を下すのです。
でもスタッフさんが「中止」という判断をぎりぎりまで引っぱってしまったのは、
「待っていてくれるみんなのために、頑張れるところまで頑張りたい！」
というアーティストの気持ちを一番良く理解してくれているからこそ。
スタッフさんにとっても大切な「お客様の気持ち」と「アーティストの気持ち」の狭間で、大変な思いを背負って運営してくれています。
今は、アニソン戦国時代。
アーティストはみんな、
数あるアーティストの中で、自分を選んでくれた人のために、このチャンスをくれた人のために、自分の命が削れても頑張りたい！
そう思ってしまいます。
そして、
せっかく訪れたチャンスを命がけでやらないと、次は無いかもしれない。
そんな不安も抱えています。
今は、誰もが発信者になれるネット戦国時代でもあります。
アーティストが自分で自分の宣伝をブログやツイッターなどで発信するのは当り前。
ファンの方と直接繋がって、発信者になってもらうという図式も当り前の世の中になって来ました。
そんな中、どんなに忙しくても、宣伝はもちろん、ツアーで行った先で見た物、感じたこと、経験したことを、応援してくれる方たちに発信したい！と、休む時間を惜しんで頑張っちゃうアーティストさんも少なくありません。
「こんな素敵な出来事が経験出来るのは、チャンスをくれるみんなのおかげだよ！」って気持ちから、自分の喜びや幸せを共有したくって、頑張っちゃうんだよね。
周りで倒れちゃう子たちは、みんなそんな頑張り屋さんばかり。
めっちゃ売れっ子で忙しいのに、きちんとツイッターやブログを更新したりしています。
でも、忙しいからこそ、みんなに見てもらいたいもの、聞いてもらいたいこと、共有したいことが増えてしまうこともまた事実。
寝る時間がない事も、倒れる前なら、「嬉しい悲鳴」という感じなんですよね。
嬉しいから、頑張っちゃう。
私も、ツアー中、そうでした。
また、それと背中合わせの不安も。
例えば、私もこの一年は、どこぞの売れっ子アイドルか？ってほど多忙で、365日休みもなく活動していました。
なのに、ツイッターなどで「KOTOKOって今何してるの？」という書き込みを何度も見かけました。
「え～！明日ライブだよ～！」って話しかけたくなっちゃったな（笑）
・・・・ま、それはさておき（笑）
これでもか！って活動をしていたって、そんなふうに言われ、なかなか情報が届かない事実を簡単に目の当たりにしてしまう今。
少しでも「休む」＝「止まる」と忘れられてしまうんじゃないか・・・っていう不安が常につきまといます。
だから、小さなチャンスも逃さないよう、休むことも忘れて全力で突っ走ってしまう。。
そんな側面もあると思います。
全てのアーティストさんがそうだとは言わないけれど、不安と隣り合わせだからこそ、少しでも目を向けてもらっている今がとても貴重で、この幸せを、このチャンスを有り難いと思っているからこそ、がむしゃらに頑張ってしまうっていう人は多い気がします。
そして、もちろんみんなに心配はかけたくないし、笑顔だけを見てて欲しいけど、
反面、ぼろぼろになるまで歌って、舞台で倒れるのも本望！！
・・・と、私は思っています。
（極論・・ですけどね（笑））
そのくらい、歌うことが好きで、歌っている時間が幸せ。
これは、ミュージシャンならみんな少なからず持っている素直な気持ちなんじゃないかな。
こんなふうに書くと、また心配になっちゃう人も居るかな？
でも、大丈夫だよ～！
私は適当にスイッチを切ることができる人間なのでね
ブログもほどほど。
ツイッターもほどほど。
でやってます！（笑）
実際、今は完全にお仕事お休みしてるし！
お休みしてるから、お仕事の話題もないし！w
だからツイートはお花とかご飯とかばっかりで申し訳ないけど！w
そんなんでもね、楽しんでくれてる人が居て、私が発信した情報が、誰かの役に立つなら～～・・・と、マイペースでやっています！
あ。
私のこと忘れないで～
って気持ちもあるけど（笑）
（これ、正直な気持ちw）
いろいろぶっちゃけちゃいましたけど、アーティストは強くて弱い者なのです～。
あ、みんなだって、日々、いろんなことと戦っていると思うけどね！！
うん、みんなもエライっ！！
結論は・・・一言で言うのは難しいけど、頑張りすぎちゃうアーティストさんが休みやすい環境が少しでも出来ると嬉しいな・・・なんて
とにかく。
今、「休む」と決断して頑張っている仲間へ！！
きっとみんな待っててくれるから、ゆっくり休もうね
応援してるよ
私も、この間の47ARCHツアー、最終公演まであと３公演と言うところで喉の状態が悪化し「公演中止か、否か？」と言うところまで行きました。
なので、彼女たちの辛い気持ちが痛いほど分かります。
頑張りたい気持ちが強すぎて、つい無理をして悪化させて、それでもまだ頑張りたいと思ってしまう。
アーティストと言うのは、そう言うものです。
私の場合も、ぎりぎりまで周りには「大丈夫！」と言って、自分自身をもごまかすように、平静を装っていました。
でも、これ以上隠して本番をやって、取り返しのつかない事態になってからでは遅すぎる！・・・と思い、事故が起こる寸前に悔しさを押し殺して周りの人に相談しました。
結果、私の場合はなんとかライブを開催し、本場を乗切ることができたのですが、ファンの方からは、
「中止と言う決断も出来たのではないか？」
「もっと早く協議は出来なかったのか？」
「ぎりぎりになるまでなんて無理はして欲しくない」
「周りに止める人は居なかったのか？」
などなど、様々なご意見を頂く結果となりました。
もちろん、こう言ったご意見は、好きなアーティストの体やアーティスト生命を思ってのお言葉だと思います。
でも、周りのスタッフさんもただただ見守っていたわけではありません。
日々少しずつ変化して行く体の調子を見、「大丈夫？」と声をかけ、慎重に判断をしていたのです。
「勇気ある撤退も時には必要」
と言う言葉は、常に私の胸にも、スタッフさんの胸にもあって、その言葉を繰り返し反芻しながら、決断を下すのです。
でもスタッフさんが「中止」という判断をぎりぎりまで引っぱってしまったのは、
「待っていてくれるみんなのために、頑張れるところまで頑張りたい！」
というアーティストの気持ちを一番良く理解してくれているからこそ。
スタッフさんにとっても大切な「お客様の気持ち」と「アーティストの気持ち」の狭間で、大変な思いを背負って運営してくれています。
今は、アニソン戦国時代。
アーティストはみんな、
数あるアーティストの中で、自分を選んでくれた人のために、このチャンスをくれた人のために、自分の命が削れても頑張りたい！
そう思ってしまいます。
そして、
せっかく訪れたチャンスを命がけでやらないと、次は無いかもしれない。
そんな不安も抱えています。
今は、誰もが発信者になれるネット戦国時代でもあります。
アーティストが自分で自分の宣伝をブログやツイッターなどで発信するのは当り前。
ファンの方と直接繋がって、発信者になってもらうという図式も当り前の世の中になって来ました。
そんな中、どんなに忙しくても、宣伝はもちろん、ツアーで行った先で見た物、感じたこと、経験したことを、応援してくれる方たちに発信したい！と、休む時間を惜しんで頑張っちゃうアーティストさんも少なくありません。
「こんな素敵な出来事が経験出来るのは、チャンスをくれるみんなのおかげだよ！」って気持ちから、自分の喜びや幸せを共有したくって、頑張っちゃうんだよね。
周りで倒れちゃう子たちは、みんなそんな頑張り屋さんばかり。
めっちゃ売れっ子で忙しいのに、きちんとツイッターやブログを更新したりしています。
でも、忙しいからこそ、みんなに見てもらいたいもの、聞いてもらいたいこと、共有したいことが増えてしまうこともまた事実。
寝る時間がない事も、倒れる前なら、「嬉しい悲鳴」という感じなんですよね。
嬉しいから、頑張っちゃう。
私も、ツアー中、そうでした。
また、それと背中合わせの不安も。
例えば、私もこの一年は、どこぞの売れっ子アイドルか？ってほど多忙で、365日休みもなく活動していました。
なのに、ツイッターなどで「KOTOKOって今何してるの？」という書き込みを何度も見かけました。
「え～！明日ライブだよ～！」って話しかけたくなっちゃったな（笑）
・・・・ま、それはさておき（笑）
これでもか！って活動をしていたって、そんなふうに言われ、なかなか情報が届かない事実を簡単に目の当たりにしてしまう今。
少しでも「休む」＝「止まる」と忘れられてしまうんじゃないか・・・っていう不安が常につきまといます。
だから、小さなチャンスも逃さないよう、休むことも忘れて全力で突っ走ってしまう。。
そんな側面もあると思います。
全てのアーティストさんがそうだとは言わないけれど、不安と隣り合わせだからこそ、少しでも目を向けてもらっている今がとても貴重で、この幸せを、このチャンスを有り難いと思っているからこそ、がむしゃらに頑張ってしまうっていう人は多い気がします。
そして、もちろんみんなに心配はかけたくないし、笑顔だけを見てて欲しいけど、
反面、ぼろぼろになるまで歌って、舞台で倒れるのも本望！！
・・・と、私は思っています。
（極論・・ですけどね（笑））
そのくらい、歌うことが好きで、歌っている時間が幸せ。
これは、ミュージシャンならみんな少なからず持っている素直な気持ちなんじゃないかな。
こんなふうに書くと、また心配になっちゃう人も居るかな？
でも、大丈夫だよ～！
私は適当にスイッチを切ることができる人間なのでね
ブログもほどほど。
ツイッターもほどほど。
でやってます！（笑）
実際、今は完全にお仕事お休みしてるし！
お休みしてるから、お仕事の話題もないし！w
だからツイートはお花とかご飯とかばっかりで申し訳ないけど！w
そんなんでもね、楽しんでくれてる人が居て、私が発信した情報が、誰かの役に立つなら～～・・・と、マイペースでやっています！
あ。
私のこと忘れないで～
って気持ちもあるけど（笑）
（これ、正直な気持ちw）
いろいろぶっちゃけちゃいましたけど、アーティストは強くて弱い者なのです～。
あ、みんなだって、日々、いろんなことと戦っていると思うけどね！！
うん、みんなもエライっ！！
結論は・・・一言で言うのは難しいけど、頑張りすぎちゃうアーティストさんが休みやすい環境が少しでも出来ると嬉しいな・・・なんて
とにかく。
今、「休む」と決断して頑張っている仲間へ！！
きっとみんな待っててくれるから、ゆっくり休もうね
応援してるよ