こんにちは、柚木です。
引き続き「フレームアームズコンテスト CREATION OF THE WORLDⅡ輝鎚バリエーションコンテスト」
審査結果発表その2です!
(結果発表その1はコチラ→ http://ameblo.jp/kotobukiya7/entry-11415699744.html
)
99作品というシリーズ開始以来空前の応募数に、チームメンバーも頭脳をフル活用しての選考となりました…
それでは早速ご覧ください!
【選考メンバー】
NOBUO、フレームアーキテクトマン、柚木聡平、糸山雄大、桑村祐一 (コトブキヤ)
【特別審査員】
稲葉コウ(輝鎚デザイナー)
亀井貴文(コトブキヤ・HMM企画担当)
FAユーザーの皆様
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【優秀賞】
「XM48 type4a urus(ウルス)」 (製作:Gray Ghost様)
数多の作品群から優秀賞に選ばれたのはGray Ghost様製作の「XM48 type4a urus」。
まず目に飛び込んでくる4脚獣のインパクトもさることながら、元キットの構成をいじることなくロボ形態に
変形可能なギミックを仕込むなど、着眼点の良さや遊び心がポイントとなりました。
スジ彫りのディテールアップやカラーリング等、立体物としてのセンスも溢れる作品です。(柚木)
【アイデア賞】
「小型FA"テタヌラ"」 (製作:woodbus様)
woodbus様製作の「小型FA"テタヌラ"」は、レギュレーションに沿いつつ全く新規の機体を作ってしまうという
離れ業をやってのけた作品。
選評ではパーツ構成・カラーリングセンスも評価されていましたが、自作の設定とギミックのリンクが説得力を
持っており、立体と設定両面における完成度の高さがアイデア賞選出のポイントとなりました。(柚木)
【インパクト賞】
「四八式 近接戦闘特化装備型 『オウガ』」 (製作:メガネさん様)
「何をもってインパクトとするか」で、審査員の意見が分かれたインパクト賞ですが、FAパーツを使用して
延長された腕部と逆関節脚部と、巨大なクローという異形さをもった「四八式 近接戦闘特化装備型 『オウガ』」
が選出されました。
アーキテクト胴体構造を活かした指(?)や、流用パーツ選定など、細かい部分でも小技が光っています。(柚木)
【テクニック賞】
「四八式一型己 荒御裂-アラミサキ-」 (製作:u-sk/nu様)
u-sk/nu様製作の「四八式一型己 荒御裂-アラミサキ-」は、工作技術・仕上げの完成度が焦点となる
テクニック賞で、造形に携わる原型チーム糸山・桑村両名の推薦を得るという結果を得て見事入賞となりました。
自作設定のコンセプトが如実に伝わる工作センスもポイントとなっています。(柚木)
【カラーリング賞】
「M48type1バーゲスト(Barghest)/」 (製作:K―Zo.様)
カラーリング賞に選出された「M48type1バーゲスト(Barghest)/」は、ホワイト×ブルーという一見陸戦仕様の
輝鎚にそぐわないカラーリングでありながら、配色の妙で「こういうのもありかも…」と思わせる
カラーコーディネートがポイントとなりました。
差し色に蛍光グリーンを使い、リアルさをギリギリ破綻させない所で機体印象を引き締めている点も
センスを感じさせます。(柚木)
■NOBUO賞■「Fa/TYPE-48Re 『タケミカヅチ』」 (製作:N/S様)
ヒロイックなロボットが多いFAの世界に投入されたこの無機質なフォルムは、
凄まじい【新鮮味】を感じました。
「火力支援機」と「工兵作業」が搭載された本機体、過酷な戦場の中で生き抜く為に必要な
要素がふんだんに盛り込まれている事に、魅力を感じざるを得ません☆
そして夕日を眺める二人の姿・・・
今後、この二人が巻き起こす“熱き友情物語”と“壮絶な戦場記録”を、是非
追いかけてみたいものです^^(NOBUO.COM)
■アーキテクトマン賞■
「輝槌甲特壱型」 (製作:とぅま爆ぜろ様)
既存の形状をマジマジと見る⇒そこから頭の中でグツグツと妄想&連想を繰り広げる⇒
僕が考えた最強のロボットが完成!』
これぞFAの楽しみの真髄!
この作品を見た時に一目で制作途中の作者のワクワク感が伝わってきたぞ!!
シールドの形状から膝の甲冑を思いついた貴殿の妄想力もさることながら、
各武装の配置など全体のシルエットから迫力が感じられる。
鬼武者の様に、敵をなぎ倒しながら戦場を駆ける姿が目に浮かぶぞ!!
もっと良く見たいユーザーも多いはずなので、また改めて大きな画像で投稿してくれると
嬉しい。…まぁ私のカメラは光学ズームを搭載しているから問題は無かったがな。
これからも貴殿の活躍を期待している!!(アーキテクトマン)
■柚木賞■
「四八式試作02 黒月」 (製作:あるみかん様)
柚木の個人賞選出に際して譲れなかったポイントが実はありまして、それは
「頭のブレードをカットしてないやつ!」でした(^^;
世間がどう言おうと、輝鎚のトレードマークはあの頭だ!と考えているもので…
そんな中あるみかん様製作の「四八式試作02 黒月」は、上手く私のレギュレーション(笑)をクリアしつつ、
モノアイパーツを使って機体印象を一新してくれており、素直にかっこいい!と思わせる作品でした。
一目で市街地戦用と分かるカラーリングやジオチェーンベースの活用など、作品をコーディネートする力も
高いと思います。(柚木)
■稲葉コウ賞■
「四八式参型 輝鎚・阿須羅ASURA」 (製作:white-nuts_FA様)
今回投稿された作品は、どれも自分でも思ってもいないようなアイディアに満ちあふれ、
「バリエ案として考えていたのにィ!」と先手を取られた作品もあって、本当にデザイナー冥利に
尽きました。
どれも素晴らしい作品ばかりだったので本当に最後まで悩み抜いたのですが、最終的に
独断と偏見で以て一番に選んだのは、white-nuts_FA様の「四八式参型 輝鎚・阿須羅ASURA」です。
てんこ盛りでいて全体のシルエットを崩さず、STGのボスのような力強さに心惹かれました。
white-nuts_FA様おめでとうございます!(稲葉)
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入賞された皆様、おめでとうございます!
今回は受賞作品の紹介のみとなりますが、次回の記事で選考の模様をお伝えできればと思いますので、
今少しお付き合いいただければ幸いです。
それでは本日はこの辺にて。
柚木