福島県浪江町の請戸川の河口近くに「鈴木酒造店」という作り酒屋さんがあった。
そこで作っていたお酒（日本酒）が「磐城壽（いわき・ことぶき）」
しかし、東日本大震災後の津波ですべては流されてしまい、その後さまざまな縁があって現在山形県長井市で廃業した酒店を引き継いで酒つくりを再開している。
http://www.aa.e-mansion.com/~kawada3/fukushima/page-91.html
人の紹介や思うところがあり、数年前に長井市に行って鈴木酒造店を訪ね、中心人物である鈴木専務にお会いして話してきた。
話していくとすぐに意気投合し、話の中で不思議な縁を感じた。共通の知り合いが数名いたり、当社もかつて長井市でトンネル工事を施工していた経験があったり、さらには見せていただいた新しい醸造タンクの色が当社と同じ「ブルーに白」の配色だったり。
（参考…左・鈴木酒造のタンクと、右・当社の技術フェアでの展示物）
そしてお互い「寿」の名を背負っている同士、すべてを津波に流されても不屈の精神で事業を復活させた「磐城壽」というお酒を、当社も出来る限り応援したいと決意した。
以降、貫通、安全祈願、などなどの祝い酒・奉献酒は極力このお酒を使うこととした。
国道３４９号、伊達市月館町に建設した「御代田トンネル」は、当社が初めて代表構成員として直接受注した道路トンネルで、約２年半前の貫通の際には「磐城壽」を大々的に使わせていただいた。
貫通時のお清め、樽神輿、そして式出席者の方々への記念品などなど・・・。
当社ブログより
http://blue.ap.teacup.com/kotobuki/157.html
貫通の瞬間と「磐城壽」のモチーフにした動画もあるので、ぜひご覧いただきたい。
↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=cpC575sZfX8
そして、この美味しい酒をぜひとも口にしていただきたいものだ。
磐城壽のＨＰ（取扱い酒屋も記載されています）