[声を飛ばす]
・話す内容を相手にしっかり届けたい
・思いを伝えたい
・話したことを役立ててもらいたい
こんな方はぜひ、
話すときに声を『飛ばし』てください。
※「声を使いすぎて喉を傷める」ことを
『声を飛ばす』と言う場合もありますが、
今回はその意味ではないです。
その意味では、声は飛ばさないでください(笑)
話や声に限らず、『届ける』という行為は
相手が受け取れなければ成り立ちません。
話の内容やあなたの思いを
『声を飛ばさないで話す』。
これは、とてももったいないです。
声を飛ばさない、つまり声を
↓↓
・投げつける
・まき散らす
・相手と自分の間に置いて逃げる
・自分のすぐ前に落とす
・口の中だけにとどめる
比喩的な表現にならざるを得ないのですが…
こういった話し方だと、いくら
・有用な情報
・熱い思い
・ためになる話
を話しても、相手に十分に届きません。
内容の伝達が不十分となるだけでなく、
話し手(内容)の印象が
・押し付けがましい
・他人事に聞こえる
・リアリティがない
・共感できない
・そもそも聞き取れない
などのマイナス面に傾き、
損をする危険性があります。
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[声の『飛ばし方』]
相手との距離の違い
(例・テーブルの向こう/10人の会議室/
100人のセミナールーム/1000人のホール)
によって、
『声の飛ばし方』
は変わってきます。
喫茶店のテーブルをはさんで、
大ホール並みの声で話されたら……
ちょっと気まずいですね。
とは言え、声は目に見えません。
見えない声を飛ばすために、
取り入れやすい簡単な方法をご紹介します。
[声の『姿』をイメージする]
『もしも、自分の声に形や色があったら……』
と想像してみてください。
特に正解があるわけではありませんから、
自由に想像します。
・色
・形
・手触り(鋭い、骨太、柔らかい、etc)
・スピード
・広がり方
・声の性質(自信たっぷり、優しい、安心感がある、etc)
できればここで、
声のイメージを言葉にして書き留めておきます。
時期や出来事によって、届けたい声は異なりますから
このイメージは何通りあってもかまいません。
届けたい声が複数ある場合は
場面別に書き留めておくと、より安心です。
そして実際に話すときには
このイメージを思い出して、、、、相手に
飛ばします。
初めは上手くできなくても構いません。
様々な場面で、
・自分の声をイメージして
↓ ↓
・相手に届くように飛ばす
文章だけではなかなか伝わりにくいかもしれませんが、
一度試してみてください。
そして機会があれば、
試してみた感想を聞かせていただけると
嬉しいです。