ビタミンE(d-αートコフェロール)投与量について、またまた佐藤信子さんに教えてもらいました

以下に、佐藤さんの記事を引用します。

 『Orthomolecular Medicine For Everyone』のビタミンE章(ホッファー執筆)
<潜在的副作用>

・『The Vitamin E Story』の著者Shuteらは、リウマチ性心臓病や心不全の治療で90IUからスタートする。少しの投与から始め、最終量の800〜1200IUへと徐々に増やしていく。
・ビタミンE過剰による死者は報告されていない。
・ビタミンEは安全で驚くほど中毒性がない。
・ビタミンE摂取に注意を促すInstitute of Medicine of National Academy of Sciencesの2000を超える報告でさえ、「健康上逆効果になる許容上限として1000mg(1500IU) まではリスクなし」とされる。
・Shuteらは1日8000IUの使用でも害は観察されないとする。

 *量は、
・健康であれば200〜400IU
・老化現象が現れている人には800IU〜それ以上。
・治療となると劇的増量が必要。ハンチントン病にナイアシンメガドーズとあわせて毎日E4000IUを使用。
・最もよく練られた食事からとれるEでも100IUのため、サプリメントが必要。

*天然と合成については、
・天然ビタミンEは、常に右旋型。
・合成ビタミンEは、同量の8つの異性体の集合で、d-αートコフェロールはたった12.5%※。←※ここの文意が私の力では解読不能です。
・天然Eは植物油由来、合成Eはコールタール由来。
・「ビタミンEセラピーに効果がない」といわれるときは、量の不足、または天然E(d-αトコフェロール、プラス、天然トコフェロールmix)を使っていない、またはその両方による。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
神経難病のハンチントン病に4000IU ならパーキンソン病にも使えそうですね。


元記事はこちら