【一般質問予告①】行徳近郊緑地をもっと活かそう! | 千葉県議会議員 きょうの田中幸太郎

【一般質問予告①】行徳近郊緑地をもっと活かそう!

6月21日15:30~ 市議会議場にて
一般質問を行います。

○行徳近郊緑地について

皆さんは、行徳近郊緑地を訪れたことはありますか?
そこには東西線が開通する前(昭和44年)に見られた行徳の景色が残っています。


行徳近郊緑地(総面積83ha)とは、行徳地区の内陸部の湿地帯や東京湾の埋め立てが進む中で、
野鳥の生息の場と緑地を保全することを目的に、人工的に造成された緑地です。
この緑地には行徳鳥獣保護区(56ha)と宮内庁新浜鴨場の二つがあり、都市部の中に残された貴重な自然環境です。(市川市HPより

最近は野鳥観察舎の建て替えに関する問題が大きく取り上げられておりますが、
私はこの土地を保全しつつ市民に開かれた場所にするための議論が、
いま一度必要だと思います。

千葉県の管轄ではありますが、今後の整備に向けてこの土地を有している市川市としての
「近郊緑地のあり方」の考えが必要ではないかと思うからです。
環境の面、活用の面から当該緑地について質問します。


市民や漁業関係者からも被害が出ているカワウの問題。
調査によると、緑地内にいる野鳥の生息数の9割がカワウであるとの報告も。
保護区とはいえ、野鳥の楽園がカワウの楽園でよいのだろうか。
なぜ、ほかの鳥が寄り付かない環境になってしまったのか。残念です。


敷地を囲っているブロック塀。
地震の影響からか所どころのブロックに亀裂が入り傾いている。倒壊の危険も考えられる。


現在の緑地への入り口は、福栄、塩浜からの導線しか無い。
普段は入ることができないが、千鳥町ユニディ側からも緑地に入ることができる導線が存在する。
各方面住民にとっても利便性が上がり来園者も増えるのではないだろうか


このような自然が残っている近郊緑地。
私は、内陸性湿地の復元を目指しつつもっと市民に開かれた空間にしたいと考えています。