一般質問の概要④(職員採用試験について) | 千葉県議会議員 きょうの田中幸太郎

一般質問の概要④(職員採用試験について)

9月29日(金)15:30予定

市川市議会議場におきまして一般質問を行います。
質問内容は以下の通りです。
①「組合交渉の見える化」について
②行徳臨海地区の整備について
③「小学校防災拠点構想」について
④職員採用試験について

今回は、質問を行う事前に質問の概要を書いてみたいと思います。


④職員採用試験について

近年、市川市の公務員試験において内定後の辞退者が多いようです。

行政でほしい人材は、おそらく複数のところから合格採用が出るのでしょう。
市川市を辞退する合格者は、賃金や福利厚生をかんがみると、千葉県庁・東京23区・政令市・省庁に行ってしまうのではと職員採用担当者と意見交換しました。
うーん、ただラスパイレス指数ばかり気にして給料を下げてしまうと、このようなところにしわ寄せがくるのですね。
今後は、どのような戦略をもって将来の市川市を担う人財を確保するかを質問したいと思います。

私の提案は、
公務員になりたいという人だけが集まる試験内容・募集案内ではなく、
民間企業にも勤めたいと思う受験者にも関心を持たれるような試験のあり方も必要なのではないか、という趣旨です。

今夏に採用試験の視察に行った茅ヶ崎市の「脱・公務員試験宣言」がまさにそうでした。
どのようなものかというと

【目的】
受験者を増やし、多様な人材を確保するために従来の公務員志望の方だけでなく
民間企業で就職活動する人もターゲットとする
【概要】
 「脱・公務員試験」と題し、「選考方法」「採用活動」の改革を実施

結果として、数倍もの申込者数の中から選考することができたといいます。
採用パンフレットを見ればわかるとおり「行政っぽくない」イメージが伝わってきます。
$市川市議会議員 きょうの田中幸太郎


「人物重視を大切にしたい」という言葉を実践している茅ヶ崎市のように、
市川市においても、選考方法や募集案内により「人物重視」を反映させることで、有能な人材を確保できる戦略を望みます。