一昨年のブログ → 3月11日

去年のブログ → 3月11日を迎えて


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目新しいこともなくなっていけば、大きく変わることもなくなっていく。

"忘れないようにする"にはどこかで限界があると思う。


日々の情報として入ってくるけども、だんだん意識が薄れていく。

自分があの場にいた可能性があったことを。

深い悲しみを背負った人が自分だったかもしれないことを。

他人事のように思えなかったことを。


普段は特別意識することはないんだけど、

この日が近づくとやっぱりそわそわする。



1年に1日ぐらい向き合う日があってもいいと思う。


明日がどうなるかわからなかった日々のこと、

今の自分がこれまで何をしてきたか、

今の自分がこれから何ができるか。


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この一年間何をしてきたかを思い返す。

去年9月、一昨年の8月と同じように仙台まで旅行へ行った。

→ 新潟仙台旅行

頭の片隅に引っかかって離れなかったんだと思う。

その当時もそんなことを書いた。 (→農業支援ボランティア、ふたたび)

でも、具体的にお金を動かしたことはこれだけだった。


この先、何をするか、何をしたいかを考える。

6月、仙台にライブで遠征に行く。

何の因果かわからないけども、

誘われたのも都合がよかったのも仙台だった。

まだなんとなくだけど、またボランティアに行こうと思う。

back numberのツアーで仙台に行く人、

よかったら一緒にボランティア行きましょう。



初めての旅行、ライブ遠征。初めてのひとり旅。

そして、今度は初めてのツアー遠征。

だんだんと街に思い出が募っていく。

仙台にいる自分が特別なものではなく、当たり前のことになる。


それと同時に

海に近い場所との関わりも忘れないようにしたいと思う。

微力でも自分にできることを。


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なんて書いていながら、

いかにも"自分は善人です"と振る舞う自分に少しイラついた。


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60 min
BGMは シナリオアート の night walking (Al)
何気なく聞いてたんだけど、
ホワイトレインコートマンの歌詞を聞きながら、
この曲もあの日があって生まれた曲なんだろうと思った。