コレクション(続)
お仕事とはほぼ関係の無いネタであります。
忙しいふりをしながら、先週多少の時間をみつけて北欧もののアンティークを覗いてきました。
もちろん仕事で外出したついでです。
まず南青山の某所。
この店は少し前まで世田谷方面に実店舗を持っていたところ都内への移転のための準備室という印象。
1階はヨーロッパの雑貨となかなか輸入ルートの無いワインを扱う店。
その2階が北欧のヴィンテージ・テーブルウェアを扱う当該店。
1階にはドイツやオランダの雑貨に混じってリサ・ラーソンの作品がお出迎えです。
2階には所狭しとお宝が詰まっていました。
グスタフスベリのベルサのヴィンテージは結構在庫を持っているみたいですね。
かねてから探していたプレート(M)の大変程度の良いものが割安だったので購入。
13枚も在庫がありながらコンディションの差が激しく全て同じ金額。
これは自身の目で確かめない訳にはまいりません。
ウラ・プロコッペのアラビアNVマグも在庫があり、なかなか良いコンディションゆえ入手することに。
そして続いてまた別の日には吉祥寺方面に出没。
このあたり久し振りに歩いてみると、いつの間にか北欧ものの雑貨店が軒を連ねていました。
まるでストックホルムの街を歩いているみたいです。
こういう雰囲気の通りは日本の何処へ行っても見られないのではないでしょうか。
若い女性が一番住みたい街に挙げるだけのことはあるかもしれません。
そしてとある店のなかへ。
こちらはリサ・ラーソンのヴィンテージと現行品(復刻版)の両方をそれなりに取り揃えている店。
店の一番奥にガラスケースに収められたコレクションが並べられていますが、絶え間なく若い女性が立ち止まって覗きこんでは
溜息をついていました。
ここでもちょっと得難い品を入手。
当家のリサ・ラーソンのコレクションがまたひとつ増えてしまいました。
暗く長い北欧の冬。
家の中で過ごす時間が長い気象条件だからこそ、家の中のことに対する感受性が洗練されてくる。
日本は温暖な国であっても経済事情や社会現象から家の中で過ごす時間が増大する傾向。
シンプルでエコな暮らしを指向する若い世代が北欧のライフスタイルに目を向けるのも必然の流れ。
インテリアというよりも生活雑貨を入り口にしているところはデンマークよりもスウェーデンの方が縁が深いのかもしれない。
何をいまさら中年おやじがノルディック・モダンに傾注しているのか。
それは自分でも分りません。
きっとお出かけばかりの生活に嫌気がさしてきて、家の中でまったりとリラックスした暮らしを送りたいという潜在意識なのでは
ないでしょうか。
今年もあと少し。お仕事も最後の山場です。