暑さ一段落の東北旅路 | ようこそ 家づくりの羅針盤

暑さ一段落の東北旅路

朝から半年振りに仙台を訪れました。

ミサワホームイング東北の仙台本社に、経営者を訪ねての i-compass プレゼンと今後のリフォームショップ展開のご相談、OB客様の囲い込みなどについての情報交換が目的です。
MHG仙台SR
今期に入ってから住宅販社からお客様の中長期管理・囲い込み戦略についてのご相談や依頼が急増していましたが、リフォーム部門から同様の戦略を伺うのは初めてでした。住宅戸建ではお客様との出会いは一過性という視点が強いのに対して、リフォーム部門ではお客様との関係はリピート(私は「連環の計」と呼んでいます)です。ホームイング東北では自社のご入居者だけではなく一般市場のお客様に対しても長期リレーションの戦略を想定しています。住宅は建設業、リフォームはサービス産業という視点です。大変健全な経営戦略ですね。たった1時間でわかりやすい戦略が出てくる企業は成長の芽が十分にあります。


さて、仙台でゆっくりしている余裕はありません。

午後からの山形市内における住宅会社さんのコンサルの時間が迫っています。
0817仙台市街

・・・ところが仙台市街は急な豪雨でどこも渋滞。山形への高速バスも定刻を15分遅れて出発。行路の東北自動車道はあいにくのUターン組車両で長蛇の渋滞。(泪)

普段なら一時間ほどで到着するはずの山形のバスターミナルに30分以上も遅れてようやく到着しました。こうなると省略せざるを得ないのが食事の時間なのですが、さすがに夏は摂るべきエネルギーを摂っておかないと後で必ずツケが回ってきます。クライアントには申し訳ないのですが、山形蕎麦をヤッツケて約束の時間に遅刻しながらのコンサルでした。

こちらの企業でもお客様との「中長期リレーション」体制づくりが当分のテーマです。活発な議論と次回までの課題の打合せ渦中に前社長(現会長)の「乱入」などがあって危うく帰りの新幹線の時間を忘れるところでした。
0817山形駅
今日も慌ただしい一日で、そんな感傷のゆとりは無かったのですが、山形の最高気温は27℃。昨日とは打って変わって脳に血液が巡る気候でした。東北の里山は早くも晩夏のイメージです。


そういうわけで、いつも山形からの帰路をちょっとだけハッピーにしてくれる内緒のアイテムがこれ。
米沢牛弁当どまんなか
米沢名物牛肉どまん中弁当です。山形県人はなぜか「ひらがな4文字」がお好きなようで、「はえぬき(米)」、「きらやか銀行」、「ときめき通り」・・・など、タクシーで街を走ると屋号や商標については一種独特の雰囲気を醸し出しています。「牛肉どまんなか」・・・字余りですが、妙に私の心をくすぐる本日のフィナーレにふさわしいささやかなごちそうでありました。