「老人と海」(アーネスト・ヘミングウェイ)
図書館のおすすめコーナーで目について、借りて読んでみた。
ヘミングウェイを読むのは、学生の頃「武器よさらば」を読んで以来。
また、「老人と海」の映画を、いつだったか、ふとつけたテレビでたまたま流れていたのを観たことがある。たくましい老人の姿が、いまでも印象に残っている。
老漁師が、陸も見えない遠い沖まで小舟で出て、小舟よりも大きいカジキと3日間一対一の対決をし、さらに次々現れる何匹もの鮫と闘い、満身創痍で浜に戻るという、単純この上ないストーリーなのに、ぐいぐい引き込まれる。
読後、老人の、最後まであきらめない気力・根性、冒険心、生命力、生き様、人生、に思いを馳せる。
こんなカッコいい老人になりたいな、と憧れを持って。
落ち着くのは、まだまだ早い。これからも、挑戦を続けよう。