★★★☆☆
マーケティングの天才とは最小の努力で最高の結果を生む能力を持っている人。そして、誰でも「テスト」を徹底的にすればマーケティングの天才になれる。というのが本書が特に言いたいポイントです。
監修者あとがきには「札束に火をつけて燃やす覚悟がない人は商売の世界では勝てない」と。つまり、いろんなテストマーケティングをやって、失敗を繰り返さないと成功は手に入らない。自分を信頼し、結果が出ないとき、どこまでお金を突っ込めるかが問題。また、失敗は成功以上に必要で、偶然の成功は失敗より悪い、失敗からの学びや改善の機会を奪う。と。
USP(独自の売り)、リスク・リバーサル、A/Bスプリット、アップセル・クロスセル、など本文は他のマーケティング本と似たり寄ったり。監修者あとがきに何かズシッと来るものがありました。あとがきだけでも読む価値あります。
ハイパワー・マーケティング/ジェイ・エイブラハム
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