「ヒルズ黙示録」 「ヒルズ黙示録・最終章」 で、もうライブドア事件はお腹一杯と思っていたが、面白いらしいということで読んでみた。結構面白かった。
言い訳がましい内容だろう、というのが読む前の先入観。
読んでみて、事実でない部分やバイアスがかかっている部分が全くないとは思わないが、かなり正直ベースで書かれているのではないかと感じた。
本書の内容が100%正しければ、宮内氏やライブドアに対する世間の評価は厳しすぎるかもしれない。自分自身、誤解している部分もいくつかあった。
読後の感想としては、宮内氏に対する同情も沸いたが、やっぱりそこまでバッシングされても致し方ないという気持ちのほうがまだ強い。
なお、基本的に堀江氏については悪く書いている。堀江氏が反論するのか沈黙するのか。もし堀江氏が本を書いたら、やっぱり読んでしまうかもしれない。
- 宮内 亮治
- 虚構―堀江と私とライブドア