イラガとイラガイツツバセイボウ
イラガの幼虫 Monema flavescens 群馬県前橋市
イラガの幼虫たちが葉に張り付いていました。もうすぐ繭になるのかな。
イラガは硬い殻のような繭を作ることで知られていますが、その堅牢な繭の中にいる蛹に寄生するハチがいます。それがイラガイツツバセイボウ Chrysis shanghaiensis です。
このセイボウの産卵管は太くて直接繭に差し込むことは不可能ですが、かわりに強靭な顎でガリガリと穴を開けて産卵してしまいます。産卵を終えると口で丁寧に塞いでしまいます。
イラガの蛹を外敵から守る繭のシェルターですが、セイボウが中に産卵してしまえば、それはセイボウの幼虫を守る丈夫なシェルターに変わります。
産卵中の動画はこちら。
このセイボウは、明治時代に中国から来た移入種なのだそうです。南方に行くほど寄生率が高いのだとか。群馬県でも増える日は近いのでしょうか?
イラガの幼虫たちが葉に張り付いていました。もうすぐ繭になるのかな。
イラガは硬い殻のような繭を作ることで知られていますが、その堅牢な繭の中にいる蛹に寄生するハチがいます。それがイラガイツツバセイボウ Chrysis shanghaiensis です。
このセイボウの産卵管は太くて直接繭に差し込むことは不可能ですが、かわりに強靭な顎でガリガリと穴を開けて産卵してしまいます。産卵を終えると口で丁寧に塞いでしまいます。
イラガの蛹を外敵から守る繭のシェルターですが、セイボウが中に産卵してしまえば、それはセイボウの幼虫を守る丈夫なシェルターに変わります。
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このセイボウは、明治時代に中国から来た移入種なのだそうです。南方に行くほど寄生率が高いのだとか。群馬県でも増える日は近いのでしょうか?