本日の東京新聞webより引用↓

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20121115/CK2012111502000143.html



<成田市 復興基金でダンス制作 関連性に疑問の声>


 東日本大震災からの復興を目的とする基金を使い、成田市がゆるキャラ「うなりくん」のイメージソングやダンスを制作し、市役所で十四日に発表した。国の復興予算で目的とかけ離れた使い方が次々と指摘される中、ダンスと復興の関連性にも疑問の声が出ている。


 市によると、事業費は歌と音頭の作詞作曲、ダンスの振り付け、歌手費用、CDとDVD五千セットの製作、発表イベントなどで約千九百万円。このうち約五百七十万円を市の東日本大震災復興基金から繰り入れている


 市は「震災により観光客が激減したため、観光振興のために必要な事業」と位置付けた。市によると、県からも「用途として問題ない」とお墨付きを得て予算化した。ただ基金は総額四千八百万円あるが、本年度の用途はこれだけだ。


 関連予算が審議された市議会九月定例会では「観光振興は理解できるが、なぜダンスか。別の財源を使うべきでは」などと反対する意見があった。


 そもそもイメージソングづくりは震災前から計画されていた。昨年度中に完成する予定だったが、震災の影響で延期。この間、県を経由して国の特別交付税の配分を受けて基金が設置され、新しい財布が都合よくできた格好だ。


 関根賢次副市長は記者会見で「直接的な被害はそれほど大きくなかったが、観光客の激減で相当のダメージを受けた。今回の事業は観光客を呼び込む趣旨で、震災を受けて必要性が増している」と妥当性を強調した。


 ただ、CDなどの取り扱いは今のところ成田市内に限られている。県外に向けた宣伝としてはイベント出演とカラオケに曲を載せることやマスコミへの露出機会の増加を検討しているにすぎない。 (小沢伸介)



引用ここまで。↑


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9月の総務常任委員会では、このダンス制作費が取り上げられ、多くの委員から疑問の声が上がっていました。


その制作費が含まれる補正予算案に反対したのは足立議員と私の2名だったので、補正予算は賛成多数で可決となっています。



それにしても、振付+DVD出演料約600万円のダンスがどのようなものなのか、ある意味とても興味があります。


今週末の産業祭で、うなりくんテーマソングのお披露目発表会が開かれるので、興味ある方はぜひご覧ください☆

(詳細はこちら http://www.nrtk.jp/news/unarikun_song/



私は残念ながら、研修のため見ることができませんが。。。


(ちなみに、このお披露目発表会にも約400万円の委託料がかかっています。どんなステージなのでしょう?)




私は、うなりくんのことは大好きなのです。


あちこちで見かける機会が多いのですが、なんて愛らしいキャラクターなんだろうと、見る度に頬がゆるんでしまいます。(特に後ろ姿がたまらない)




成田市のゆるキャラだからこそ、ダンスは外部に委託するのではなく、成田市民につくってもらい、コンテスト等で決定していけば、さらに愛される「うなりくん」になったのだろうなあと思うのです。