こんにちは。会津素子です。

 

先週土曜日は、新山小学校の授業参観でした。


授業参観はわずか45分間。

新山小学校は5年生が2学級で、他の学年は1学級。特別支援学級を含めると全部で9学級。

1学級を5分ずつ見れば、全クラス回ることができます。

駆け足になってしまいましたが、全クラスを回り、みんなが頑張る姿を見ることができました。

照れながら手を振ってくれる子どもたちが可愛かったです照れ

さて、カザグルマの隅には素子コーナーが誕生しています?

剥がすのもったいなくて、1ヶ月近く貼り続けていますチュー

えこねこ便り59号が完成しました。

 

なんと言っても、成田市がオーガニックビレッジに向けて動き出したことは大ニュース照れキラキラ

これを機に、(5年間だけでなく)ずっと長くオーガニックのまちづくりを進めていただきたいと、心から願います。

 

その一方で、成田市内で進む森林大伐採についても取り上げないわけにはいきません。

子どもたちにどのような成田を残したいのか、皆さまと一緒に考えていきたいです。

 

今週からポスティングや駅前配布などが始まります。

一人でも多くの方に届きますように。

 

 

(表)

 

(裏)

 

こんにちは。会津素子です。

 

先週末は、4月生まれの子ども(3人)の誕生日祝いでした。

 

22人の子どもが集まりました。もはや1クラス! お店で一番大きなケーキを購入したのですが、分けたら一口になってしまいましたニコ それでもみんな大盛り上がり爆笑

 

こんなに沢山の(いやもっと多いですね)子どもたちをまとめる学校の先生を心から尊敬します。

 

今日は西中学校の入学式に来賓として参加させていただきました。

カザグルマをよく利用する子たちも新入生。

 

新入生の皆さま、そして保護者の皆さま、ご入学おめでとうございます。

 

こうして子どもたちの人生の節目に立ち会えることができて、とても幸せです。

子どもたちのこれから人生も幸多いことを心から願います。

 

3月25日、市内5つの高校の生徒さんをお招きして、高校生×市議 の意見交換会を開催しました。

成田市議会・広報広聴委員会で準備を進めてきました。

校内のインターネット環境が悪くて、調べ物ができない。
成田駅前で勉強や友人と話したりする場所が欲しい。
 など、生徒さんは様々な意見を聞かせてくれました。

「議員がこんなに気さくな人たちだと知れば、他の生徒ももっと参加したいと思うかも」と感想も話してくれました。

私も生徒さんから刺激をたくさんもらいました。ご参加ありがとうございました!

 

3月21日は本会議最終日でした。最終日は採決があるため、本会議の中で最も緊張する日です。

 

その前日の20日は春分の日だったため、スタバでオーツミルクラテを飲みながら、討論原稿を書き書き(写真)。

議案書がビリビリになっているのは、よくあることもぐもぐ

 

討論とは、議案に対して賛成なのか反対なのか理由を述べることです。

スラスラ書き上げる時もあれば、ものすごく時間がかかってしまう時も。(今回は後者)

 

下に討論原稿を貼り付けます。

なお、私は書き上げた原稿が「キマッた」ことはなく、当日も原稿を修正し、印刷しても尚、手書きで修正を加えてしまい、自分の討論の番が回ってくるまでぐちゃぐちゃに修正してしまいますショボーン

 

ですので、下の原稿は実際に議場で読み上げた原稿とあちこち異なることをご了承ください。

3月21日に行った討論の録画は、こちらからご覧いただけます。

 

 

 

議案第36号 は 2024年度の一般会計予算であり、反対します。合わせて、議案第9号 副市長定数条例の改正案と、議案第22号開発行為等の基準に関する条例の改正案と、議案第26号は、東小学校跡地パークゴルフ場・複合施設整備工事 請負契約の変更案と、議案第27号 市有財産の無償貸付案に反対します。

 

2024年度の当初予算編成方針の中では、高齢化の進行及び子育て施策の拡充等に伴う扶助費や人件費、公債費などの義務的経費が増加傾向にあること、投資的経費では、老朽化が進んだ公共施設等の更新や長寿命化を行うにあたり、多額の財政負担が見込まれることが認識されており、次世代に対し過大な負担を残さないという意思が示されています。

 

しかしながら、予算編成方針には「都市基盤整備の推進」が掲げられています。あまりにも現状認識と矛盾しています。これ以上、街を広げれば整備費だけでなく、その後の維持管理まで、次世代への負担が増えることは明らかです。すでに2022年度決算において、成田市は県内37市のうち千葉市に次いで将来負担比率の高い自治体となっています。

 

都市基盤整備の推進とは、吉倉・久米野、不動ケ岡における新たなまちづくり、東和田のインターチェンジ等があげられます。成田市は議案第9号の通り、副市長を一名増やして、新たな街づくりを強力に推し進めようとしています。吉倉・久米野、東和田は、本来市街化を抑制しなければならない市街化調整区域であり、貴重な動植物が生息しています。しかし、3月4日の一般質問において、市長から自然破壊に対する代償措置策は示されませんでした。

 

また、2024年度は経済部に商工振興企業立地課が創設され、企業誘致にさらに力が入れられます。国道295号沿いの市街化調整区域でも企業立地を進めるため、今議会には市街化調整区域内に新たな開発許可基準を追加する条例改正案が出されています。それが議案第22号です。

 

現在、下福田の物流拠点用地を始め、市内のあちらこちらで森林伐採を伴う開発行為が進められており、来年度以降も続くことになります。成田市はゼロカーボンシティを宣言し、持続可能で地球環境にやさしいまちづくりに取り組み、豊かで多様な自然環境を将来世代につなげることを約束したにも関わらず、二酸化炭素の吸収源と多様な自然環境を広範囲にわたり破壊しようとしています。

 

2023年の世界の平均気温は、観測史上最も高くなり「地球沸騰化」と言われるまでになりました。ベルギーのブリュッセル自由大学が率いる気候研究者チームによると、2020年に生まれた子どもは、1960年生まれと比べて、生涯を通じて平均で2倍の森林火災、2.8倍の農作物の不作、2.6倍の干ばつ、2.8倍の河川の氾濫、6.8倍の熱波を経験することが報告されています。

成田市の自然破壊型まちづくりは、次世代への負担を増やすどころか、命や生活を脅かすことにもつながりかねません。

 

次世代に関してもう一つ指摘します。

今年度から始まった、子育て世帯訪問支援事業の予算が、今年度490万円(20世帯分)から2024年度は130万円に減額されます。今年度は2月末時点で利用実績がわずか5世帯のみということです。対象者を限定し過ぎた結果、必要としている親子へ支援の手が届いていないことになります。どうか、困難を抱えた親子に目を向け、予算編成三本柱の三本目、「子育て・教育環境の一層の充実」を実現していただくようお願いいたします。

 

成田市は国際医療福祉大学に対して、これまで130億円以上の税金を使ってきましたが、2024年度も固定資産税相当額およそ2億7,000万円を補助金として交付します。

また、4月に薬学部が開学することに伴い、市が大学へ無償貸与している用地の一部の使用目的を改めて貸借契約を結ぶという議案も出されています。それが第27号になります。

 

事前の報告もなく、開学間際に議会に出されたことが問題であると考えます。また今後、薬学部の校舎建設に対する支援も検討されているとのことですが、大学に求められるまま優遇措置を続けるべきではないと考えます。

 

パークゴルフ場及び複合施設の総事業費は当初の21億6,200万円から減額されたものの、18億6,900万円と、既存のパークゴルフ場や学校跡地利用と比べて桁違いに多額です。議案第26号でも契約金の増額案が示されています。また、森林伐採や農薬散布などの環境面でも問題があると考えます。

 

一方で、有機農業のまち「オーガニックビレッジ」を成田市が推進することについて、大変ありがたく思っております。運動を続けてこられた市民の方々や有機農産物の生産者の励みとなり、何より子どもたちの健康や食育に効果をもたらすことでしょう。これからの協議会や研修の開催に期待しております。

 

私が10年間求め続けてきたオーガニックビレッジを、成田市として取り組んでいただけることで、一般会計予算に賛成しようか反対しようか、非常に悩みました。先週末に市民と意見交換会を2回開催し、参加者からのご意見を聴いた上で、今回反対することにいたしました。

 

先ほど挙げた、新たな都市整備や大学誘致、パークゴルフ場にかかる予算が、オーガニックビレッジに関する予算と比較して規模が大きすぎます。これらの大規模事業に使う財政的余裕があるなら、次世代の子どもや子育て世帯に使っていただきたい。また、成田に残る自然環境こそ次世代へ残していただきたい。このような想いから5議案について反対します。