先日、ニュージーランドの緑の政治について、勉強会がありました。
ビックリしたのが。
NZでは、立候補者が払う供託金、2万円。(国政選挙です。)
ちなみに。私が払った供託金は、30万円。(市議会議員選挙です。)
30万円・・・覚悟が必要な額です。
その他に、日本の選挙の供託金はどうなっているのでしょうか?
都道府県議選 60万円
政令指定都市市長選 240万円
その他の市区長選 100万円
都道府県知事選 300万円
衆院選(小選挙区) 300万円
衆院選(比例代表) 600万円
参院選(選挙区) 300万円
参院選(比例代表) 600万円
日本の供託金は、世界一高いのです。
供託金の他に、選挙活動にお金がかかるので、たとえ熱い想いがあったとしても、普通の人が選挙に出るのはとても無理でしょう。
お金持っている人しか、選挙に出られないこの国の仕組みのおかげで、さらに人は政治に無関心になるのだと思います。
NZでは、色々な背景をもち、それぞれの想いを抱いた人が立候補するようで、若者も多く立候補していたようです。
他の国の供託金を見てみると、アメリカ、フランス、イタリア、ドイツは、0だそうです。
日本国憲法44条
「両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。但し、人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によつて差別してはならない。」
↑ これを差別と言わず、何と言う?