REFARM北海道収穫祭2012 〜農家の話はもう飽きた〜

【開催趣旨】

農家のこせがれネットワーク（REFARM）北海道は、こせがれの支援を目的に、生活者・こせがれ・農業者の交流の場をつくることを方針に活動してきました。
ここ数年では、「農業」に関することがメディアで取り上げられる機会が増え、農家を呼んだイベント、農家と料理人が一緒になったイベントなど、一連の流れは皆さまご承知の通りです。

でも、そこで注目されている農家は、直売したり、いわゆる「マルシェ」に出店する農家ばかりのような印象を受けますが、国産供給熱量の２割を供給する北海道の農業を語るには、あまりにも狭すぎます。

「珍しい種類の野菜」、手放しの「無農薬野菜」礼賛、「イケメン農家」・・・
これらは、農業、農産物を知るきっかけにはなり得るかもしれませんが、私たちREFARM北海道は、もう一歩踏み込んだ食卓と農場の絆を紡ぎたいと心から思います。

「安心安全なものをつくる」、「土を大切に」、「お客さまの喜ぶ顔がみたい」
これらも、良く聞く話ですが、これらの話は農家としては当り前のことなのです。
メディア媒体に登場しない農家も、当たり前に作物に愛情を注ぎ、当たり前に毎日汗水たらし、誰よりも一生懸命作物を作り、誰よりも農業を考えています。

「自分はこんなに頑張っている。」と、強調する農家の話はもう飽きました。

表面だけではない、北海道農業の深いところで、交わることができる時間を共有したい。
そういう思いから、今年の収穫祭を開催したいと思います。

美味しい料理に舌鼓をうち、その農産物を作った農家を隣にしながら、話に耳を傾け、豊穣の秋を皆さんで祝いましょう。

【　REFARM北海道収穫祭2012　～農家の話はもう飽きた～　】

日　程：2012年11月3日（土）13:00～16:00　（12：30開場）

会　場：日本料理をとわ（札幌市中央区北3条西4-1 日本生命札幌ビル1F）
　　　　http://www.otowa-net.com/

申込方法：フォームに入力をお願いします。
　　　　　　https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dC1odTByQ0piTWhlU0NQempZRG45bXc6MQ

定　員：先着46名（定員に達し次第、締め切らせていただきます）

会　費：4,000円（ドリンクは１杯500円にて別途ご提供）
※会費は全て料理代なので、当日のキャンセルにつきましては実費を請求させていただきます。


【内容】

日本料理「をとわ」にて、REFARM北海道に参加している農家がつくった農作物を使った逸品コース料理を堪能していただきます。

「をとわ」さんにはREFARM北海道の主旨に賛同していただき、当日は貸切にて会場を用意していただいております。
素材の味を引き出し、独創的な日本料理を生み出すことで知られる「をとわ」さんで、じっくりと収穫物を味わい、今年の豊穣の秋を祝いましょう。

生産農家からは農作物の小話や自慢話などとともに、今年１年の農業を振り返ります。
をとわ料理長の宗形さんからは素材について、率直なご意見をいただく予定です。

後半は、４つのグループに分かれ、それぞれのグループいる農家の方を囲んで、農作物のこと、農業のこと、農政のことなどのお話を聞く時間です。
コーヒーとデザートをいただきながら、ゆるやかなひとときをすごしましょう。
お話を聞きたい農家のグループにお好きに移動してください。
農家同士のマニアックな話に耳を傾けつつ、日頃疑問に思っていること、興味を持っていることなど、自分の聞きたいことを聞いちゃってください。
「農家のこせがれネットワーク」の代表である宮治勇輔さん（神奈川県藤沢市・みやじ豚）も、参加されます。宮治さんを含めた、農家のこせがれたちの、本音の話、本気の話で盛り上がりましょう。

必ず、新しい発見があるはずです。