坂東33総集編 【4】八番星谷寺・九番慈光寺 | 乳がんサバイバー5年め年金生活突入です

乳がんサバイバー5年め年金生活突入です

今思えばコロリン達夫婦は小学校の教科書に載っていた「蟻とキリギリス」のキリギリス生活を送っていたのだと年金生活になってやっと気がつきました
トントンの生活習慣病は自覚無しの危機的状況、コロリンは乳がんサバイバー5年目
現在節約生活頑張ってます

こんにちは\(^_^)/

訪問ありがとうございます

 

 

1番杉本寺・2番岩殿寺・3番安養寺・4番長谷寺(鎌倉)

5番勝福寺・6番長谷寺(厚木)・7番光明寺

に続き

八番札所星谷寺と九番札所慈光寺のお寺です

 

《八番札所  妙宝山 星谷寺 星の谷観音》
 
巡礼日 : 平成27年4月19日
住  所  : 神奈川県座間市
開 祖  : 行基菩薩
創 立 : 天平年間
本尊は聖観世音菩薩です


 

 
御真言は「おん あろりきゃ そわか」です
 
御詠歌と御朱印


 

この時は個人でお参りしました

 

門前の駐車場に車を置くと見えるのは
山門ではありません

参道の入り口に立派な二体の仁王様の石像が立ち

悠々しく参拝者を見下ろします

山門でないぶん広々と開放的です


 

このお寺の特徴は七不思議です
ちょっと興味をそそられます

一つ一つ確認しながら巡りました

 

本堂前には七不思議を説明した立て札がありました

①まずは梵鐘(ぼんしょう)の撞座(しゅざ)



お寺に入いるとすぐ左側に鐘があります
通常鐘を突く撞座は両側にあるのだそうです此処は一つです
関東に2番目に古い鐘楼で国定重要文化財なっています

②紅葉の老木(これかな?写真)

 


 

 

③観音草

「芽吹いたばかりで分からないかも?」

と言われましたが

(ノ_-。)やっぱり分からなかったです

元々観音草を知らないのでむりもありません

草は若い人の顔と同じで見分けが付かないコロリンです


④星の井戸




井戸を覗くと昼間でも星が見えるという言い伝えがあります

そう思って覗いてみると確かに…井戸の水面の輝きが

深い漆黒の空に薄っすら浮かぶ天の川状に見えて
宇宙の神秘と永遠の怖さを感じました

⑤咲きわけの散り椿

これは近くの人に教えてもらってしっかり確認できました

 

⑥楠の化石
これはしまってあるそうで観覧不可です

だけど般若心経を詠ませていただいた本堂の中で

発見しました

これはなんでしょう?

 

 

きっとこんなかなぁとイメージ画像を取りあえず

掲載しときました


⑦「桜は墓地にあります」

と言われ墓地に行ったのですが
∑ヾ( ̄0 ̄;ノ花が咲いていないと

どれが桜の木かわからず

( ゚∀゚; )発見断念

 

中途半端な不思議発見報告でしたが

探索しながら参拝は楽しかったです

 

《九番札所  都幾山 慈光寺(じこうじ)》

 

個人での参拝になりました

二泊三日の泊りがけで廻った巡礼でした

一日目の3寺目の参拝で夕方の参拝になってしまい

歴史のある見所の多いお寺だったのですが

時間が足りず宝物殿などはもっとゆっくり見学したかったと

今も残念でなりません
 
巡礼日 : 平成27年9月15日
住  所  : 埼玉県比企郡ときがわ町
開 祖  : 慈光老翁
創 立 : 673年
本尊は十一面千手千眼観世音菩薩です

 

 

ここの観音様の左下の手が一本後ろに向いています

その手は子供をおんぶする慈悲の手なのだと

御住職さんがおっしゃいました

 

御真言は「おん ばさら たらま きりく」です
 
御詠歌と御朱印

 

 

慈光寺は埼玉県で一番古いお寺です

駐車場に車を置き細い石段を登ります

創立から1300年以上の年月を刻んだ古いお寺は

山の山腹にあり一つ一つの建物を巡るのも

急な石段を登る為に結構きつかったです

 

石段を登ると古い小さな山門がありその先に本堂があります

本堂の参拝は後にして先に観音堂などを目指します

 

 

駐車場に立っていた掲示板の地図では急な斜面が読み取れず

(。>0<。)般若心経を口ずさみ修行だと思って登りました

 

辿りついた山頂には

古い観音堂がひっそりと建っていました

 

 

その観音堂の天井には左甚五郎作と伝わる白い馬が

吊るされています

この馬は大変な暴れ馬で夜になると田畑を荒らした為に

ここに吊るされたそうです

吊るされて以降は落ち着いています

 

 

観音堂の次に般若心経堂に入りました

中にはお経が掲げられていました

 

その部屋のお経の裏には鐘楼が置かれていました

ここのお寺には名宝が沢山あるそうです

 

 

 

次に宝物殿の見学をしました

頑丈な蔵のような建物の中には鍵のかかった部厚い扉の後ろに

部屋がありそこにぎっしり宝物が収められていました

 

本堂のそばには今使われている鐘楼があります

 

本堂に入り観音様の前でお経を詠み

奥に座っていらした御住職さんに御朱印をお願いすると

御朱印を書きながら気さくにお話しくださいました

 

この時初めて

巡礼の白衣が死に装束と杖が墓標となると聞き

現代と違う巡礼者の覚悟を知りました

山登りのような坂道と石段にへこたれていた

甘い気持ちが少し恥ずかしくなくなりました

 

また何気なく行う行動を改めて意識する事の

”気づき”の大切さも教えていただきました