こんにちは\(^_^)/
訪問ありがとうございます
1番杉本寺・2番岩殿寺・3番安養寺・4番長谷寺(鎌倉)
5番勝福寺・6番長谷寺(厚木)・7番光明寺
に続き
八番札所星谷寺と九番札所慈光寺のお寺です
《八番札所 妙宝山 星谷寺 星の谷観音》
巡礼日 : 平成27年4月19日
住 所 : 神奈川県座間市
開 祖 : 行基菩薩
創 立 : 天平年間
本尊は聖観世音菩薩です
門前の駐車場に車を置くと見えるのは
山門ではありません
参道の入り口に立派な二体の仁王様の石像が立ち
悠々しく参拝者を見下ろします
山門でないぶん広々と開放的です
このお寺の特徴は七不思議です
ちょっと興味をそそられます
一つ一つ確認しながら巡りました
本堂前には七不思議を説明した立て札がありました
①まずは梵鐘(ぼんしょう)の撞座(しゅざ)
お寺に入いるとすぐ左側に鐘があります
通常鐘を突く撞座は両側にあるのだそうです此処は一つです
関東に2番目に古い鐘楼で国定重要文化財なっています
②紅葉の老木(これかな?写真)
③観音草
「芽吹いたばかりで分からないかも?」
と言われましたが
(ノ_-。)やっぱり分からなかったです
元々観音草を知らないのでむりもありません
草は若い人の顔と同じで見分けが付かないコロリンです
④星の井戸
そう思って覗いてみると確かに…井戸の水面の輝きが
深い漆黒の空に薄っすら浮かぶ天の川状に見えて
宇宙の神秘と永遠の怖さを感じました
⑤咲きわけの散り椿
⑥楠の化石
これはしまってあるそうで観覧不可です
だけど般若心経を詠ませていただいた本堂の中で
発見しました
これはなんでしょう?
きっとこんなかなぁとイメージ画像を取りあえず
掲載しときました
⑦「桜は墓地にあります」
と言われ墓地に行ったのですが
∑ヾ( ̄0 ̄;ノ花が咲いていないと
どれが桜の木かわからず
( ゚∀゚; )発見断念
中途半端な不思議発見報告でしたが
探索しながら参拝は楽しかったです
《九番札所 都幾山 慈光寺(じこうじ)》
個人での参拝になりました
二泊三日の泊りがけで廻った巡礼でした
一日目の3寺目の参拝で夕方の参拝になってしまい
歴史のある見所の多いお寺だったのですが
時間が足りず宝物殿などはもっとゆっくり見学したかったと
今も残念でなりません
巡礼日 : 平成27年9月15日
住 所 : 埼玉県比企郡ときがわ町
開 祖 : 慈光老翁
創 立 : 673年
本尊は十一面千手千眼観世音菩薩です
ここの観音様の左下の手が一本後ろに向いています
その手は子供をおんぶする慈悲の手なのだと
御住職さんがおっしゃいました
御真言は「おん ばさら たらま きりく」です
御詠歌と御朱印
慈光寺は埼玉県で一番古いお寺です
駐車場に車を置き細い石段を登ります
創立から1300年以上の年月を刻んだ古いお寺は
山の山腹にあり一つ一つの建物を巡るのも
急な石段を登る為に結構きつかったです
石段を登ると古い小さな山門がありその先に本堂があります
本堂の参拝は後にして先に観音堂などを目指します
駐車場に立っていた掲示板の地図では急な斜面が読み取れず
(。>0<。)般若心経を口ずさみ修行だと思って登りました
辿りついた山頂には
古い観音堂がひっそりと建っていました
その観音堂の天井には左甚五郎作と伝わる白い馬が
吊るされています
この馬は大変な暴れ馬で夜になると田畑を荒らした為に
ここに吊るされたそうです
吊るされて以降は落ち着いています
観音堂の次に般若心経堂に入りました
中にはお経が掲げられていました
その部屋のお経の裏には鐘楼が置かれていました
ここのお寺には名宝が沢山あるそうです
次に宝物殿の見学をしました
頑丈な蔵のような建物の中には鍵のかかった部厚い扉の後ろに
部屋がありそこにぎっしり宝物が収められていました
本堂のそばには今使われている鐘楼があります
本堂に入り観音様の前でお経を詠み
奥に座っていらした御住職さんに御朱印をお願いすると
御朱印を書きながら気さくにお話しくださいました
この時初めて
巡礼の白衣が死に装束と杖が墓標となると聞き
現代と違う巡礼者の覚悟を知りました
山登りのような坂道と石段にへこたれていた
甘い気持ちが少し恥ずかしくなくなりました
また何気なく行う行動を改めて意識する事の
”気づき”の大切さも教えていただきました