川越style「川越Farmer’s Market2016冬」2016年12月4日ウェスタ川越 | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

半年間、お待たせしました。
12月4日(日)「川越の『おいしい』そろいました
川越Farmer’s Marketからひろがる
川越産農産物とそれを使った食べ物・飲み物、雑貨、音楽など」開演します。
夏の開催から半年近く、ここに辿り着くまでに、こつこつとまるでレンガを積み上げるように一日一日準備してきたことが、いよいよ形になろうとしています。
来場者、出店者、またみんなで楽しい時間を過ごすことができる日が来たことを嬉しく思います。

川越の魅力が詰まる広場は、今でき得る限りの「川越」の発信になるはずで、そして。広場で感じるはずです。
川越という街が今なぜこれほどまでに注目を集めるのか、という答えを。
広場の、農家さんから始まってお店の人たちなど個人が活躍している光景に、そう、個々の人の魅力が街の魅力に繋がっているのだということを実感できるはずです。
一体、他の街でこんなことができるのでしょうか。
その街の農産物を中心にして、
その街の飲食店がこれだけの数出店し、
その街の雑貨店がこれだけの数出店し、その街の作家やミュージシャンがこれだけ出店、出演する、なんていうことを。
他の街の人に体感してもらいたいし、川越の人にこそ、自分たちの街の魅力をここで再確認してもらいたいと思っています。

川越の農を中心とした運動は、ここまで活発になって、この先どこまでいくのだろうとふと考えることがあります。
ゴールはどこにあるのか。
いや、そんな時に思い出すのです。
革新的な製品を世に送り、何度も世界をアップデートしたかの人の言葉を。
「旅そのものが報酬だ」。
この道程こそが報酬で、楽しみながらどこまでも進んで行けばいいんだ。

12月4日、いよいよまた、幕が上がります。
この果てのない旅を楽しんでください♪
全出店者&全スタッフより
「ウェスタ川越でお待ちしています!!」

 

12月4日ウェスタ川越交流広場 10:30~16:00 小雨決行

https://www.facebook.com/kawagoefm/
広場入口にて、川越産農産物ブランド化ロゴマークの投票受付します。ぜひご参加ください♪

《MARKET》
・飯野農園(ブロッコリー、カリフラワー、里芋、人参、大根、小カブ)
・戸田農園(ほうれん草、じゃがいも、さつま芋、里芋、やつがしら、人参、ブロッコリー、大根、キャベツ、白菜、ネギなど)
・利根川農園(ささげ、人参、大豆、唐辛子、小豆、さつま芋など)×シーズニングラボ(オリジナルハーブスパイスミックス)
・なるかわ農園(里芋、他冬野菜、トマトジャムなど)
・忍田農園(ほうれん草、大根いろいろ、白菜、人参、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなど)
・福原ファームクラブ(大根、人参、里芋、白菜など)
・耕福米髙梨農園withかわごえ里山イニシアチブ(お米、お米を使った煎餅などの加工品、マコモ茶)
・古谷本郷米出荷組合(お米)
・野々山養蜂園(蜂蜜)×cafe trill(シフォンケーキ)
・江田養鶏場(寒たまご、たまご屋さんのなめらかプリン)
・川越市茶業協会(お茶)
・川越いも研究会(さつま芋&焼き芋)

 

出品野菜は予定ですので変更する場合もあります。
どんな野菜が並ぶかは来てのお楽しみ☆

 

《FOOD&DRINK》
・Market TERRACE(飯野農園野菜入りおからドーナツ&ジュースなど)
・Trattoria Caro(食事、ドリンク)
・テロワール(食事、焼き菓子、ドリンク)
・RAG CAFE(食事、ビール)
・ダ・アチラン(食事、ワイン)
・カフェ&キッチン ラフテル(フレンチトースト)
・torattoria giorno(食事、ドリンク)
・六軒町バルMISMO(ステーキ、スパークリングワインなど)
・すしやの大将(あら汁、海鮮焼き、すしやの玉子焼きなど)
・だんご茶屋八一八(団子)
・MDTcafe&dining(食事、ドリンク)
・小江戸川越バウムクーヘン ノリスケさん(バウムクーヘン)
・Daily Stand Copoli(食事、ワイン)
・Mimi DINER(食事、ドリンク)
・Banon(焼き菓子、ドリンク、ワークショップ)
・シンラガーデン(A5ランク黒毛和牛炙り寿司、利根川農園のネギを使ったネギ塩カルビ)
・Maple Leaf(麻婆豆腐)
・Gallery&Cafe平蔵withチーム極選川越米(食事、米、鏡山など)
・トシノコーヒー(コーヒー、ホットドッグ)
・glincoffee(コーヒー)

 

■「川越産小麦ハナマンテン」×「川越パン屋連合」!
・前田食品(小麦)&川越のパン屋10店舗によるハナマンテンを使ったパン出品
・ブーランジェ リュネット(パン)
・ベッカライ0044(パン)
・NANTSUKA BAKERY(パン)

 

■同時開催!第二回「小江戸川越お菓子マルシェ」inウェスタ川越
・彩乃菓&四季菓りょう(和菓子)
・パティスリーサト(フランス菓子)
・やき菓子野里(焼き菓子)
・和カフェ夢宇(米粉スイーツ)
・大学いも 川越いわた(大学いも)
・川越堂(タルト)
・焼き菓子komugi(スコーン、焼き菓子「広場中央エリアにて販売」)
・パイの樹 パイとミルフィーユの店(アップルパイ、焼き菓子)
・CASHIKUu(焼き菓子)
・cafe trill(シフォンケーキ「野々山養蜂園ブースにて販売」)

 

■同時開催!川越米使用!第二回「彩の国カレーなる闘いin川越」ウニクス川越
https://www.facebook.com/sainokunicurry/

 

《雑貨》
・ベトナム小粋雑貨サニーサイドテラス
・tenori
・はるりKINUMO
・Hamano-ya &陶芸鈴木りょうこ
・アフリカンスクエアー
・ATELIER RAWA
・PiENiKöTA
・MAISON BLANCHE +
・d'icipeu
・KONOHA

 

《ワークショップ》
・「ポリパン®︎ポリ袋で作る天然酵母パン🎵タンドール釜でナンを焼こう」10時半〜、12時〜、13時半〜(天然酵母ポリパン教室Olive)
・「デザインラテアート体験教室」12時~、15時~、所要時間1時間ほど。ミニスイーツつき(CAFE HYBRID)
・「くるみボタンのヘアゴム、マグネット作り」¥200〜500 随時(pomier  andA.)
・「お野菜イラストのまんまるブローチ」¥500「風邪予防のアロマオイル」随時(しろつめ雑貨店)
・「雪だるまキャンドル作り」¥800 随時(キャンドルスタジオ川越Twin Tail)
・「プラントハンガー作り」¥1500「ブレスレット作り」¥500 随時(koyuri)
・「丸太で作るクリスマスの人形ニッセ作り」¥1000 所要時間20~30分ほど。随時(Banon)
・「スイーツデコ ヘアゴム、ストラップ、クリスマスのミニリース」¥500から 随時(Marble Arch Cafe)
・「ソープカービング&石けんの型抜き X'mas WS」¥800 随時(ARUNADA)
・「クリスマスフォトスタンド作り」¥500〜800 随時(スクラップブッキング yun’s factory)
・「パンのマグネット&ウッドピンチ作り」¥500 随時(パンデコ olive)
・「タイルクラフトワークショップ」¥500 随時(フローラル幸)
・「パステルアートワークショップ」¥500~ 随時(Hinano)
・「星とアロマのワークショップ『12星座の香りのミスト』(50ml)¥1000 随時(LUOMU)

 

《リラクゼーション》
・タイ古式リフレクソロジー トゥクトゥク

 

《遊び》
・子どもたち集まれ♪ダンボール迷路登場!

 

《MUSIC》
10:30~開会宣言
11:30~川越いもの子作業所IMO楽団
12:00~開会式典
12:30~LiLo&飯田理乃
13:00~シュガーブレッシング
13:30~ほそみゆたか
14:00~高田虎太郎
14:30~Sun&Nelson

 

主催:川越産農産物ブランド化連絡会(事務局:川越市役所農政課内)電話049-224-5939
共催:川越Farmer’s Market実行委員会、ウニクス川越、NeCST(ネクスト)
後援:川越市、公益社団法人小江戸川越観光協会

 

広場の入口は農産物エリア。

朝早くから続々と新鮮野菜がウェスタに到着し、並べられていく。その野菜の顔ぶれに、おや?と気づいたものがあったかもしれません。
スーパーで一年中見かけるような野菜というより、これなんだろう?と見たことない野菜もあったはずで、見ているのも楽しかったのではないでしょうか。みんながよく見かける野菜だけが野菜ではなく、農家さんはその個性によっていろんな野菜・品種を作っていることが、ディスプレイされた野菜から伝わったと思います。
同じさつま芋といっても作り手により全然違う品種に取り組んでいたりして、その違いの食べ比べもまた楽しいもの。
農家さんのその挑戦心が直に伝わるのも、ファーマーズマーケットというライブだからこそですね。
これが自分が作った野菜と並べる、並んだ野菜、作った人、
やはりファーマーズマーケットの雰囲気は最高です。


川越のさつま芋農家さんが集まった川越いも研究会が、焼き芋とさつま芋の販売を行っていました。
焼き芋はやはり今回も好評で、最初から最後まで列が途切れることがなかった。
その味わいは、滑らかでとろけるような口あたり。
その他にも、広場には川越の冬野菜が大集結しました。


お野菜と雑貨が、隣同士の出店でこんなにも合う組み合わせってあるでしょうか。そうです、忍田農園さんとサニーサイドテラスさんのことです。
農産物から緩やかに雑貨が並ぶエリアへ、特に引っかかることなくいつの間にか雑貨が並んでいる場へという、その流れが自然であるために、どうブースが並んでいればいいか。
忍田農園さんは面白い野菜を作ることで有名な農家さん。色とりどりの人参なんてお手のもの、この日も紫の白菜やいろんな色のカリフラワーなどなど出品していて、目にも楽しい色鮮やかなブースでした。
そしてベトナム小粋雑貨サニーサイドテラスさんも、色とりどりの雑貨を扱うお店でお馴染みですね。色鮮やかな野菜と雑貨がきっとうまく化学反応を起こしてくれるはず、と隣同士に。
そうしたら、日曜日当日は、サニーサイドテラスの佐々木さんはやっぱり忍田さんの野菜に興味を示し、あれこれと野菜を物色していました。こうして横展開がうまくいくと、一つのお店の魅力が掛け算で増していくので、会場の雰囲気がさらに良くなっていきますね♪

そして、忍田農園さんのことで伝えたいのは、忍田さんのお野菜をいつも使っている仙波町にあるイタリアンレストラン「CUTINAとちの木」のことです。
とちの木さんでは、イベントの事前パンフレットを置いてくれたのみならず、なんとなんと、日曜日のイベント時に忍田さんのお野菜を購入してくれた人向けに、とちの木で使えるサービス券まで用意してくれていたのです!!写真二枚目。
広場で忍田さんの野菜を買った人に渡していました。
その内容とは・・・
・忍田農園さんの野菜を使ったピッツァ
・忍田農園さんのさつま芋を使ったティラミス
・忍田農園さんの野菜をたっぷり使ったドレッシング
3つのうちから一つを選べるというものでした。。。凄すぎる。。。
とちの木さんの、忍田さんを応援しようという心意気、このイベントを応援しようという気持ち、本当にありがたいです。

そして、川越の農を生かすのは川越の飲食店。

農産物エリアから飲食店エリアへ。

このイベントに目的を持っていらした方はご存知だったと思いますが、あの日出店していたのは、単に屋台出店ではなく、各地のB級グルメでもなく、
川越の名だたる人気飲食店がウェスタ川越の広場に一堂に集結していました。これだけのお店、この顔ぶれが集まることは、川越的にまず初めてのことだったでしょう。
このことを分かっていたから、あれだけの人がやって来てくれたのだと思うし、川越の人は川越のことを良く分かっていると、広場の賑わいを見てつくづく思いました。
本当は、もっとたくさんの人に川越のシェフたちの料理を届けたかった思いはあります。来場者14000人分の食べ物があればよかった。
しかし、出店していたのは、ほとんどが川越の個人店です。個人店というのはつまり、調理するのが店主一人というお店ばかりで、大量生産なんてまずもって無理。一食一食最初から最後まで自分の責任において作るものばかりで、全部を自分が管理するというプライドを持っている人たちばかり。
ゆえに数は限られてしまいます。。。
もちろんですが、川越の個人店たちは、単にたくさん作っていけばいいなんて考えるお店はない、一万人以上は確実に来るだろうと分かっていても、一食に妥協したくない想いで、でも一食でも多く、用意しようとしました。
この日のために事前に綿密な計画を立て、スペシャルメニューを考案したりして、備えました。
その食事たちが、見事に届き、ほぼ全てのブースの食べ物が完売という快挙を達成したことは、川越のシェフたちに拍手を送りたいし、食べていただいた来場者の方にも感謝したいと思います。
そして、イベントならではの光景としては、対お客さんとのコミュニケーションだけではなく、出店者同士の交流があるのも恒例で、
合間を見てはいろんなブースを見て回り、会話を楽しむ光景も見られました。
ここで初めて知るお店もあったりして、
「お店は市駅の近くにあるんですよ」
「へえ、今度行ってみます」
「お店は神明町交差点の近くです」
「新河岸にあるんです」
などなど、こんな会話が繰り広げられるのもこのイベントだからかも。
各地からやって来るようなB級グルメだとこうはいかない。今日会ってこの日でサヨナラではなく、みんな川越、みんな川越でお店を構えている、そんな共通点ですぐに打ち解け、意気投合する。
お互いに意識し、もっといいものを作ろうと切磋琢磨していく。
川越の農を活かす川越の個人店文化は、とても大切な川越の文化です。


 



12月4日のイベントでは、川越の和・洋菓子の個人店が大集結しました。
川越の素材を使い、川越らしいストーリーのお菓子たちが一堂に集まった光景は、普段決して見ることのできないものでした。
この日のためのスペシャルをたくさん用意してくれ、また、
出店者の中では、Banonさんのように楽しいワークショップまで開催してくれたり、これから実店舗をオープンするというお店もあり、多彩な出店者、お菓子が揃っていました。
お菓子エリアの場所が分かりにくかったと思うので、次回開催する蔡には、また考えたいと思います。
今後も、お菓子店との連携は深めていきたいです。

 

川越のパンの底力は凄いものがありました。。。
開催2週間くらい前だったでしょうか、パンの展開の反響が大きく、あ、これは凄い事になるというのは分かっていました。大体分かるんです。
パンの展開というのは、
■「川越産小麦ハナマンテン」×「川越パン屋連合」!
・前田食品(小麦)&川越のパン屋10店舗によるハナマンテンを使ったパン出品
というものでした。
小麦生産者である前田食品さんが、初めてというくらいの貴重なイベント出店でウェスタ川越にやって来て、薄力粉、強力粉、全粒粉、品種も、ハナマンテン、さとのそら、あやひかり、農林61号といった小麦粉を販売しました。そして、見事に完売御礼!
食卓に欠かせない素材である小麦粉、地元産小麦粉を広める活動は今後も続けていきます。
川越のパン屋さんの出店は、ブーランジェリュネットさん、ベッカライ0044さん、NANTSUKA BAKERYさんで、ハナマンテンを使用したパンなどバラエティーに富んだパンを出品。
イベントスタート時は、川越パンマルシェか!というくらいの賑わいで、山のようにあったパンたちが見る見るなくなっていき、全てのパンが完売。
さらに、今回かつてない試みとして、川越の人気パン屋さんがハナマンテンを使ったパンを持ち寄り、「川越パン屋連合」として販売しました。各店舗 1〜2種類、1種類につき30個限定、値段は200円で統一。
『パンのかほり』2種類
◎ベリー&ベリー クリームチーズ
ハナマンテンのもっちり生地にクランベリー&ブルーベリーを入れました。
ベリーの爽やかな酸味にクリーミーなクリームチーズをサンドしました。
◎ショコラ ふらんす
ハナマンテンのもっちり生地にチョコレートをたっぷり入れました。
『善太郎』
◎ハナマンテンの食パン
『川越ベーカリー楽楽』
◎チーズフランス
ハナマンテン100%、18時間の長時間発酵のフランスパンにチーズをたっぷり入れました。
『NANTSUKA BAKERY』
◎川越産のサツマイモ、紅東を粉と同量混ぜたお芋のパン。
ほんのり甘く、柔らかいパンです。
『ブーランジェ リュネット』
◎ハナマンテン100 フランスパン
低温長時間でゆっくり発酵させたフランスパンです。
ハナマンテンの味をダイレクトに感じることが出来ると思います。
『BREAD MAN』
◎クルミとマカダミア入り全粒粉パン
ハチミツ入りの全粒粉パンに香ばしくローストしたクルミとマカダミアを入れました。
『ベッカライ0044』
◎ハナマンテンのスコーン
『ベーカリー クレープ』2種類
◎ハナマンテンのクロワッサン
ハナマンテン100%で低水分バターを折り込みました。
◎里芋めんたいこパン
ハナマンテン100%の低温長時間パンに
なるかわ農園さんの里芋とめんたいこを包みカリカリのもち米をのせました。
『WACCI』
◎お野菜をのせたハナマンテンのフォカッチャ
9店舗、全部で11種類。
川越パン連ブースの販売を担当したのは、川越パンマルシェボランティアスタッフの女性陣でした!
明るい呼び込みにすぐに人だかりができ、それが途切れず、こちらもあっという間に完売。もう瞬殺でした。。。!
パンを購入された方はその後、広場に出店していたいろんな美味しいものをパンに合わせ、雑貨を見たり、ワークショップに参加したり、パンにまつわるあれこれを楽しむ光景が見られました♪
やはり、パンの力は凄い。
地元のお米から→彩の国カレーなる闘いへと広がっていったように、
地元の小麦粉からの展開、こちらも今後も発展させていきたいです。

 


 







 

雑貨部門のこの顔ぶれもかつてないもので、川越的奇跡的な出店となりました。共通点はみな、個人店ということ。
よくこれだけのお店が集まったなと思いますし、お店がある場所をよく見てみると、川越には各地に本当にいいお店が点在していることが分かります。
一番街方面からは、ベトナム小粋雑貨サニーサイドテラスさん、はるりKINUMOさん、Hamano-yaさん。
だんだんと知られてきていることですが、今の一番街は、蔵造りの町並みがもちろん魅力ではありますが、脇道を入った先で出会える個人店がまた素敵で、一番街の路地裏散策が今注目されています。
もうあちこちに点在していて、あえて路地裏へと歩く人もたくさんいます。そのエリアから今回は3店がやって来ました。
喜多院方面からはtenoriさん。落ち着いた雰囲気漂う喜多院の近く、まるで宝箱のような建物が特徴的なtenoriさん。
仙波町の住宅街の中にある花屋d'icipeu(ディシプー)さん、
川越八幡宮近くの花屋KONOHAさん。
西川越駅からほど近くにあるのが、ATELIER RAWAさん。生活雑貨やリースをたくさん出品してくれました。
西川越からさらに西へ、笠幡からはMAISON BLANCHE +(メゾンブランシェプルシュ)さん。
そして川越の北部、上寺山から古道具のPiENiKöTA(ピエニコタ)さん。
という、まさに川越市全域からの集結でした。みなそれぞれの地に根を張り、地域に愛されているお店ばかり。
これだけの顔触れが揃ったのは、やっぱり、このイベントに魅力を感じてくれたからでしょう。いろんな部門の出店者がそう感じてくれ、広場には、素敵な空気がうねりとなって充満していましたね。。。
 




 


 





 

 

たくさんのワークショップも用意。
イベントの中で、ワークショップエリアだけを切り取っても、あれだけの数が出店しているイベントというのは珍しいものだったと思いますが、
どのブースも大盛況で、ワークショップの講師の方は、
「こんなにたくさんの人に来てもらえるなんて!」とみな驚いていました。
今回初めて知ったワークショップもあったと思いますが、
講師の多くが川越を拠点にして活動していて、
実は普段から川越ではイベントなどで見ることができるもの。
川越の「おいしい」が揃った中には、川越の講師によるワークショップも含まれていたのです♪
このイベントでは、ワークショップは欠かせないものです。
今までの時代の感覚だと、農産物のイベントでワークショップ?と思われるかもしれませんが、
農産物というのは、手から生み出され、
食べ物や雑貨も手から作られます。
その出店者たちの手の仕事を、
ワークショップを通して感じてもらえれば、手で生み出すことの楽しみと大変さを体験してもらえれば、いつもそう願っています。
これからの川越Farmer’s Marketでも、楽しいワークショップは出店されていきます。


 

 

 


 

 

川越初となったのが、happyDELI認定ポリパンマイスター 安藤陽子先生による、
タンドール釜でのナン作りでした。
タンドール釜はインド料理レストランで見かける、あの釜のこと。
なんと、タンドール釜をウェスタに持ち込んで、ナンを作ってもらおうという夢の体験を実現しました。その釜がまず、可愛らしい!
「ポリパン*タンドール釜でナンを焼こう@川越Farmer's Market」
『お手軽に天然酵母パンを焼いてみませんか?
ポリ袋で材料を混ぜ、フライパンで発酵、焼き上げます。汚れません。こねません。今回は特別に北海道の『のんびり屋』さんで作っていただいたタンドール釜でナンを焼きます。(ご自宅ではフライパンで焼くことが出来ます。)こちらで用意した生地を成形し焼きあげます。お持ち帰り用の生地も仕込んでいただくので、お家でまた焼くことが出来ます。』
ナンの材料には、川越産小麦ハナマンテンを使用、塩は伊豆大島の海の精、きび砂糖、ホシノ天然酵母を使用。その他、ヨーグルト、牛乳を使用して作りました。
事前申し込みで大勢の予約が入り、当日は安藤さん指導のもと、みんなでわいわい楽しくナン焼き体験をしました。
焼き立てナンの美味しさに、参加者から感動の声が上がっていました♪
また、当日参加でも、ナン焼き体験、ナン生地作り体験もでき、多くの人にナン作りの楽しさを体験してもらいました。

 

野外リフレクソロジーも大盛況でした。

 

日曜日のイベント、ご来場ありがとうございました!
天候にも恵まれて、ウェスタ川越過去最高の14000人以上の来場者数となり、終始賑わいを見せました。川越が詰まった広場は、川越の魅力、底力を感じてもらえたのではないでしょうか。
こうしてやってみた感覚としては、まだまだ今回もこの場の、このイベントの可能性の全部を引き出すことには至らず、まだできるな、余地は大きくあるな、と感じています。ただこれは、いつどこでやっても思うことでもあり、満足と悔しさと、いつも入り混じりながら改善していった結果、気づいたらここまで大きくなっていた。
きっとこの二つの感情がどこまでも遠くに運んでくれることでしょうし、川越の農の発信は一歩を踏み出したばかりです。
川越Farmer’s Marketは、来年夏は蓮馨寺に戻ります。そしてその後また、こうしてウェスタ川越で、川越が大集結した一日を作れれば。。。

 

今年の川越Farmer’s Market、
7月に蓮馨寺で開催し、12月は行政と一緒になってやってきた活動は、想像もしていなかった広がりを見せて、大きく育ってきました。
川越Farmer’s Marketは農産物を主役にして、生活の豊かさを提案する運動です。ゆえに関わる人は多岐にわたり、
7月からの半年を振り返っても本当にいろいろなことがあり、いろんな人がいることを知った半年で、
改めて、川越Farmer’s Marketというのは単なるイベントではなく、人と人が織り成す人間ドラマを見せているものなのだなと感じます。
川越にはこういう農家さんがいる、川越にはこんな人がいる、
それを知ってもらうことが川越Farmer’s Marketを始めたきっかけの一つであり、人の輪が大きくなった今、確かな手応えを感じています。
川越Farmer’s Marketは、本イベントは2017年夏に開催予定で、それ以外にも、またいろんなコラボ企画が開催されていく予定です。
来年も、さらに人を輪を広げて、川越から、大きく発信していきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。