Green craft♪布からアジアを巡る旅へ | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

タイやインド、ミャンマーにフィリピン、

インドネシア、モロッコ、中央アジア、など

アジア各地で昔から続く伝統的技術によって

作られた生地たち。


棚に並んでる布を見てたら、

「う~ん、やっぱりアジアって凄い!」と

思いましたよ。(*^o^*)
川越style


一つ一つの布に

現地の「人」を感じさせてくれる話があって。

遠く離れた人だけど、

丁寧に作っている物には温度が感じられる♪


そんな生地を使った物で、

例えばこういうバッグがありました・・・


フィリピン・ミンダナオ島に暮らす

先住民「ティボリ民族」。

ティボリ民族の母から娘へと

受け継がれてきた手織物が『ティナラク織』です。


アバカ(糸芭蕉)の繊維を結わいて、

長い糸玉を作る所から

最後の仕上げまで三ヶ月。


つややかな光沢と肌触りもさらっとしていて。

草木染めの色合いもいいし、

なにより模様がいい~♪


何百年も受け継がれてきた伝統技術です。

川越style

と、

冒頭からみなさんを

アジアに引きずり込んでみました。w

今日は川越styleならぬ

「アジアstyle」でいきましょう。(笑)

どっぷりと

アジアの話に浸ってください。ヽ(゚◇゚ )ノ


川越の布の話からアジアの布へ持っていきますよ~。!


アジアの更紗(さらさ)、アクセサリーなどを

扱うお店といえば、

もう川越で10年以上やられている

「Green craft(グリーン・クラフト)」がありますね♪

川越style
お店は、川越駅側のクレアモール入口の横の通り

「アカシア通り」沿いにあります。!


ここの店主の荻野さんがまた、

気さくな方でね。(-^□^-)

話してる時に

『ああ、こういう方はどこの国に行っても好かれるだろうな』

っていう雰囲気を感じた。w


だって荻野さん、アジアの山奥で、

現地の民族の方にいきなり手招きされて

「ご飯食べていけ」

と呼ばれたりする、と。Σ(゚д゚;)


そして、食べてる姿を見て、

現地の人が嬉しそうにしてる、と。(笑)


そうそう!w

食べてる姿がいいの分かる気がする!

という、方でした。。。(*^o^*)


それではGreen craft、

シルクロードに思いを馳せながら・・・どうぞ♪


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


まず始めに見せてくれたのが、

インドネシアの更紗を使った帯でした。
川越style
この話から始めたのが

さすが荻野さんです!


川越の伝統的な縞木綿

「川越唐桟(とうざん)」の着物に、

この帯が使われたりしてるみたい。


川越唐桟といっても、

もともと川越発祥ではなく

東南アジアから入ってきた生地ですもんね。(*^o^*)


だから、

インドネシアの帯を合わせるのは

全然違和感ない。♪


そして、川越だけでなく、

日本にある織りや繊維は、

ほとんどが外から入ってきたんだよ、と。


忘れられがちだけど、

日本とアジアの繋がりって本当に深い。!


そんな事を感じさせる物が

お店の入口にあるんです。

入口に

ウズベキスタンの生地の服があってね。
川越style
これを見たあるおばあさんが、

「自分が小さい頃着ていた服に似ている」

と、言っていたそうなんですね。


その方は秩父の方で、

着ていた秩父銘仙とこれが

似ているんだって!ヾ(@°▽°@)ノ


凄い話だよね~。

秩父とウズベキスタンだよ。(笑)


布を知ろうとするのは

アジアの歴史を辿ることなんだなあ。(-^□^-)


荻野さん「布は生きている間中ずっと触れているものだし、

どういう風に作られてるか、伝えられてるのか興味ある。

布にハマると大変だよ(笑)」


大変そうだけど、ワクワクします~。♪


荻野さんがこだわってるのは、

現地の人が

生活の一部として作ってる織りや刺繍。


何かに追われて作るんではなく、

織りや刺繍が、

食べる事や寝る事と同じようにあるような。


そういうのが好きで、

そういう物を置きたいと。♪


川越style



川越style


話してくれる荻野さんの語り口が

また良くってね。w

現地の「人」がリアルに感じられる、

そんな話し方なの。(笑)


あの感覚なんだろう。


荻野さん「それはモン族の壁掛けにポーチだよ」


って言われた時に・・・
川越style


川越style

モン族の人たちが

めっちゃ近くの人に感じたんだよね。w


実際に現地知ってる人にしか出せないニュアンスが、

言葉に乗るのかな~。


Green craftは布だけじゃなく、

雑貨やアクセサリーもあるので、

ちょっと載せてみます♪


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


川越style


川越style


川越style



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☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


川越style
小皿も素敵でした♪


あとこれも伝えたいなあ。

荻野さん、伝統だけでなく、

今の作家さんが作る物も応援してるんですよ。


伝統的な生地を使って、

現代の作家さんが制作する。


「帽子屋トーリ」さん、素敵でしたよ~!
川越style


それと、

さっきのウズベキスタンの服も、

日本の作家さんが作ったものなんです。ヽ(゚◇゚ )ノ


このお店はね・・・

長居できます。(笑)

ついつい座って話し込んでしまったあ。

でもそういうお客さん多いみたいだよ。

俺なんか短い方だってさ。w


あ!

さっきのエピソード・・・覚えてます?


いきなり手招きされて

「ご飯食べていけ」

と呼ばれたりする、と。Σ(゚д゚;)


そして、食べてる姿を見て、

現地の人が嬉しそうにしてる、と。(笑)


この現場に・・・遭遇してしまいました。w


お店にいたらお客さんがね、

「これ食べて」と

荻野さんにタンカン?差し入れてる現場に遭遇。!

それだけ渡して帰って行きました。。。


お客さんから

よく食べ物もらうらしいです。(笑)

何度も言いますが、上げたくなるの分かる。(*^o^*)


という「Green craft」でした♪

川越市脇田町3-17

11:00~20:00


そうそう!びっくりしたんだけど・・・

毎年11月に川越の一番街で

「唐人揃いパレード」ってやってるじゃないですか??


いろんな民族衣装を着て、

通りを歩くイベント♪


川越style
(2011年の唐人揃いパレードの様子♪)


このイベントの初期は、

Green craftの服着て歩いてたんだってね。

それだけここの服本物なんですよね。(●´ω`●)ゞ


ああ、それにしても、

布の話はアジアを巡る旅でもあったな~。(*^o^*)


シルクロードを旅してる

気分になりましたよ。(笑)

アジアって凄い!


荻野さん、ありがとうございました♪
川越style


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


最後に荻野さん自身の話を。


一番街に小江戸横丁がありますよね。


あの入口に昔、ケバブのお店があって、

店員がトルコの方だった。


荻野さん、

その方にたまたま話しかけた所から

親しくなってね。


仲良くなると、

その方が武蔵浦和で

トルコのキリム柄のお店もやっているのを知った。


ある時。


その方が

家族が倒れてトルコに帰ってしまう事態になり、

荻野さんがお店を1ヵ月任される事になったそう。


そこで布に興味を持ち始め、

布に関わるようになる。


そして本川越ペペの催事に出店してから

川越にやってきました。♪


という、

Green craft自体が

アジアを巡って生まれた感じが面白い♪


そんなトルコの御守り

めっちゃ綺麗でした。(*^o^*)
川越style


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