初老にして
初めての
親からのツテで
お見合いにいどむ
プチ初老ころん。


やはり
初老にやってくる
お見合いに
ロクな話はなく
お見合い相手を
見たとたん
ないな、と
秒殺で答えが出る
お見合いだった。


そんなことにも
すっかり慣れてしまった
21人もの男性と
お見合いした
プチ初老ころん。


22人目のお見合い相手だわな。


なぜ
見たとたん
ないな、と思ったかというと
何だか暗~い
雰囲気が漂っていたのである。


猫背で姿勢も悪く
うつむき加減。


後でよく見たら
若干寝ぐせもついていた。


お見合いなめんな!



お見合い慣れしたころんは
瞬殺でないと思う男性にも
そのようは気配は
一切感じさせず
愛らしい笑顔を振りまいてやった。


「こんにちわ。
 初めまして。」



ひまわりのような笑顔で
言ってやったさ。


ああ
言ってやったね。


わたしたち
4人
仲人おばちゃんと
お見合い相手の
母親の園長先生と
わたしとお見合い相手


の4人はとりあえずは
席に着く。


仲人おばちゃんと
園長先生は
仲が良いらしく
まずは二人が
テキトーな世間話に
華を咲かせる。


わたしはその間
お見合い相手を
じーっと見てやった。


何で
ないな、と思ったのか
自分を納得させる答えを
見つけるために
じーっと
観察してやったのさ。


それに
ないな、で
終わりではなく
ないと思ったけど
もう一回ぐらい
二人で食事してみても
いいかなって
思えるレベルまで
持っていきたい。


だから
どこかいいところを
探してやろうと
じーっと観察してやったのです。


全くころんとは
どこまでも
慈悲深い女だのう。


何でこんな慈悲深い女が
結婚できないのか
京都七不思議の
一つですね!


続く


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