従軍慰安婦問題 | ここが変だよ在特会(仮)

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全ての差別に反対します!

前回の告知どおり今回は在特会が声高に叫ぶ「従軍慰安婦なんて嘘」という嘘を暴きたいと思います。

連休中にも拘らず在特会の連中はこりもせずデタラメな活動を繰り広げていますがくだらないのでほっとくことにします。

で、従軍慰安婦の問題ですが先に断っておきますがかなり感情的になります。

想像してみてください。自分の女房や娘、姉や妹、親戚の娘、友達・・・さっきまで隣にいた女性ががある日いきなりさらわれて、表現は悪いですが見知らぬ男にやられまくる。

こんな悲惨な出来事が過去に実際にあったのです。許されません。

こんな酷い事をしておいて日本はいまだに正式な謝罪はしていません。

これ事態も許せないのですが無知でデタラメな在特会は従軍慰安婦など存在しない、あいつらはただの売春婦だと平気で言います。

これだけでも在特会の連中を皆殺しにする理由になると思うのですが・・・ごめんなさい、感情的になりすぎました。

気を取り直して出来るだけ冷静に書きたいと思います。


俺のブログを見ている人にとっては今さらなことですが従軍慰安婦とは一般的に「戦地などで軍人に対する「売春」に従事した女性」のことです。

当時は従軍をつけずに「慰安婦」と呼ばれていたそうです。

戦場では若い兵士だけで、仲間は次々と死んでいく。自分も明日死ぬかも分からない。腹も減っている。そんな狂気に満ちた極限状態を何とかするために利用される女性が必要になったのでしょう。

最初はお国のために戦う軍人さんのためにプロの娼婦や「愛国心」あふれる日本の女性が志願したといいますがいかんせん数が足りない。

で、占領下にあった朝鮮半島や台湾などから女性を無理やり連れてきて無理やり「売春」をさせた。

在特会の連中は当時の「募集記事」を従軍慰安婦など無かった証拠として掲げますがそんなもの証拠にもなりません。

実際にその広告を見て「いい仕事があるなら・・・」と騙されて連れて行かれた貧しい農家の娘さんも少なくなかったようです。

ちなみに当時の募集広告の内容とは色々ありますが大体以下のとおりでした。


「慰安婦至急大募集

 年齢 17歳以上

 勤先 後方○○慰安所

 月収 300円以上(前借3000円迄可)

 時間 午前8時から午後10時

                ○○紹介所」


こんな感じでした。

当時の警察官の初任給が45円でしたので破格の金額です。

普通の人ならここで疑問に思うはず。警察官(公務員)の初任給が45円なのに慰安婦が300円?ありえないとなるのが普通です。

これって明らかに募集詐欺ですよ。

今で言ったら「円天」とか「出会い系詐欺」に似ておいしい話で人を釣るってのと同じですよ。

しかし在特会の馬鹿連中はこんなものに一切の疑問も持たず当時の「慰安婦は好待遇を受けていた」、「高額の収入を得ていたただの売春婦だ」になってしまいます。

しかも奴らに言わすと当時の首相よりも高収入だったそうです。

普通の人ならおかしいと疑問に持つはずですけど奴らにとっては「と~んでもないっ!」になってしまいます。

こんな馬鹿は珍しいですよ。もしかしたらこいつら「出資詐欺」や「振り込め詐欺」、「出会い系詐欺」なんかにコロっと騙されちゃうんじゃないかな?


想像力を働かせてみてください(妄想力じゃないですよ)

慰安婦と言うものが戦地売春だと思って応募する女性なんているでしょうか?

貧しい生活を送る人が何をするのか分からず高収入と言う飴ちゃんに騙されて連れてかれたら売春をさせられた。

中には高収入だからと我慢して働いた人もいたでしょうが普通の人にとっては地獄の毎日だったはずです。

で、収入ですが支払われたのは軍票という政府紙幣の一種でお金なんかじゃありません。

戦争が終わったらただの紙くずです。

しかも住居費、食費、衣装代、前借金などが天引きされてまともに給料を支給された人なんていませんよ。

まったく酷い話です。


こんなことも分からない(理解できない)在特会の連中は二言目には証拠を出せ!って言います。あるんなら出してみろ!と。

もちろん在特会の連中の言う「募集広告」等は証拠になんかなりません。

自分らも証拠を出せないのに相手には証拠を出せといいます。やっぱりこいつらは卑怯です。ハイ

で、証拠なんですが探してみるとあるんですねぇ。

2007年に関東学院大学の林博史教授って人がが東京裁判に提出された各国検察団の証拠資料の中から、占領支配したアジアの女性が日本軍に強制的に慰安婦にされたことを示す尋問調書などを確認し日本外国特派員協会で会見して公表してます。
この資料、今は東大社会科学研究所図書館に所蔵されているそうです。
内容についてまで書くと非常に長くなるのでここでは証拠が「存在しましたよ」とだけ書いときます。

ね?証拠あるでしょ?


それでも奴らは証拠など無い、あるとしてもそれは捏造されたものだなどと主張します。

はっきり言って馬鹿です。

普通にものを考えられるような人間であれば「俺は騙されていたのか?もしかしたらあれも嘘なのか?」と思う所を、奴らは「あれは間違っていたかもしれないけどこれは事実だ」とか「朝鮮人は歴史を捏造した」などという馬鹿げた主張を繰り返します。
完全にネット脳に犯されてます。

これが子供だったらこれからやり直すことも可能でしょうが桜井誠や西村修平をはじめとする在特会の中心にいるほとんどが中年以上。

なんだか中年になっても暴走族から抜け出せず、かといって本職になる勇気も無い哀れな人間にしか見えない。


で、何度も言いますがネットの中だけでやってればよかったものをこいつらは一般社会でもネット社会と同じことをしてそれが通じると思い込んでいる。

元従軍慰安婦の人たちがどれだけ地獄のような日々を送っていたのか?どれだけ悲惨な経験をしたのか?で、どんな思いでそれを告発したのか?

まったく理解できない。

俺は歴史を学び従軍慰安婦の方々の悲惨な生活を想像するだけで胸が痛くなってくる。

もしこれが俺のおばあちゃんや知ってる人のおばあちゃんだったらなんて思うと涙すら浮かんでくる。

「従軍慰安婦なんて嘘」、「金を稼ぐためのただの売春婦」などと言う言葉を俺は許せない。

そんな無知がもたらす言葉でどれだけの人の心が傷つくか想像できない連中を俺は許せない。

俺の前にこいつらがいたら俺は見過ごさないだろう。

必ず何らかの制裁を加えてやる。ただじゃ済まさない。

自分たちの無知を後悔させてやる。


なんだか書いてるうちにドンドン過激に、暴力的になってきちゃいました。

不快な思いをされた方がいらっしゃいましたら謝罪します。

しかしあいつらを許しちゃおけないという俺の思いは変わりません。