惚れてまうやろー! | 子連れホームレスからの再起・・・私の貧乏の戦い方

子連れホームレスからの再起・・・私の貧乏の戦い方

人生何が起きるかわからない、身内に翻弄されて子連れホームレスになった薄給リーマン一家の自力再生と今。

以前住んでいた町で町内会長の次に大変な役になってしまったことがあります。


おまけにその年は非協力的なメンバーが殆どで、

町内会長がまた頼りない人で、

それまで協力してくれていた町内の実力者に年度初めの挨拶を欠いたために

ヘソを曲げて協力しないと言い出され、


全員協力してやるはずのお祭りも、

役を振り分けても「それは私の仕事ではない」と知らん振りのオッサン’sが出現。


同じ役の中でも非協力的なオッサン’sの発言に引っぱられるように、

私も出来れば協力したくないという人が増えて、前途多難でありました。



とにかく、その気難しいと評判の実力者のおじいちゃんに会長抜きでご挨拶。


「あんたらはな、俺がやって当たり前と思うとるやろ?

今までは好意でやってきてやっただけや、もう年やし辞める」の一点張り。


確かに高齢の方に頼むのは非常識なくらいの仕事でもあるので、

私に教えてくださいませんか?とお願いすると、あっさり了解。


町内1,2を争う気難しいおじいさんだって話だったけど、

ちゃんと話をすればわかってくださるのに、

怒らせるとは会長はいったいどんな態度を取ったんだろう?


無責任オッサン’sの非協力的な態度に難航しながらも

段取りを進めていくと、自分も出来れば協力したくないと言っていた人たちが次々に協力を申し出てくれて、

実力者のおじいちゃんも、自分の娘や婿さんにまで声をかけて手伝ってくれて、

なんと当日は、今まで通り脚立に上って率先してやってくださったのです。


「あんたが頑張ってる姿を見て黙ってられんやろ?

俺はねあの会長や、あいつら(無責任オッサン’s)のために手伝うんじゃないよ、あんたのためよ」


奥さんまで猛暑の中出てきて手伝ってくださいました。



トラックで予約していたものを取りに行く時には、

付いてきてくれたMさんの旦那さんが、


「どうせ朝から何も食べとらんのやろ?そこにたこ焼き買っとるけんどうぞ!」


「色々大変やったなぁ、でもな、女性は眉間にシワを寄せちゃいかんよ」


ずきゅーん!恋の矢


なんて男前なの!?


何かねぇ、涙が出そうなくらいたこ焼き美味しかった。

(餌付けされたか?私)


Mさんに「旦那さんにはすごく協力してもらって感謝してるんよ」と言うと、


「あぁ、あの人誰かが困ってると黙ってられないのよ」だって・・・



もう。。。



惚れてまうやろー!




私にとって男気のある男性は


絶滅危惧種に見えます(笑)