お医者さんの感情的行動
昨日、感情(やさしさ)と合理的行動のことを書きました。
以前、仕事先で、お医者さんに以下の話を聞きました。
とある患者さんが難病で大学入院していて、手の施しようがなく、
終末期を迎えつつありました。
担当のA医師が、何の治療もしないのですが、毎日泊り込み、
ひげもそらないで、その患者さんの元に行っていました。
家族は、その姿にとても感動しました。
「こんなにボロボロの姿になって、担当医が対応してくれる」との
ことでした。
ご臨終を迎えたときも、(病院は特段治療をしていないのですが)
家族は、とても満足されました。
A医師 「よろしければ、解剖を行いたい」と、申し出されました。
大学病院は、難病だと解剖をしてデーター等をとりたいのですが、
家族の了解を取る必要があり、了解をとるのはとても難しいこと
だそうです。
しかし家族さんは喜んで同意されました。(ノ゚ο゚)ノ
かいつまんで書きましたが、人の気持ちを大切にすることは
やはり「合理的な行動」にまさるものなんだなー。と、思った
次第です。
私が勉強しているキャリアコンサルティングも、カウンセラーが、
相談者に共感して寄り添ってあげないといけないのですが、
私は、「では、なぜ努力をしようとしないのですか?」と、思って
しまうので、アカンわーと、つくづく感じてします。
向いていない資格を取得するのはほんとしんどいなー
と、思います。