昨夜のお客さんのうち、母娘はレンタカーで八時半頃出立し、夫婦二組を九時に送って行き、いつものように桃介橋を渡ってもらい南木曽駅まで。

 

松本で詩吟の会議があり、十一時の特急で松本駅に十二時〇四分着。

駅の三階にあるうどん屋さんに入ろうと思ったら、閉店していた。

松本駅の中の店は閉店して、空きスペースになったりしていて、寂しい感じがする。

しょうがないので他の店で坦々麺を。

 

二十五分に、西口に迎え来てくれた相談役の車であずさ会館へ。

 

十三時から十四時二十分頃まで、29日に行われる大会の運営委員会。

帰りは会長の車で送ってもらい、十四時五十三分発の特急で帰って来たのだが、電車が遅れ十五時発になり、南木曽駅には十六時過ぎに到着。

 

家に帰って着替え、家の周りのタラの芽を採ったり、筍を見回ったり・・。

今日のお客さんはイタリア人のカップルと、千葉県のTさん兄弟、それに上海の女性三人、全部で七人。

 

イタリア人のカップルは三十代半ばくらいか・・、何で欧米人のヒゲは無精ひげでも格好好いのだろう・・。

女性は目が大きい。

 

七十代と思われるTさんは、ご自分でも何回来ているか分らないと言い、多分六回くらい・・と仰る。

最初は一人で来られたと思うが、息子さんを連れて来たこともあり、今回はお兄さんを連れて来た。

「『弟から、好いところだから行こう!』と誘われて来ました」とお兄さんは言うが、家族を誘ってきてくれるのはうれしいことだ。

リタイアしたが一級建築士で、設計の仕事をしていたというお兄さんは、古い家が気に入ってくれたようで大きな声で喜んでいた。

 

中国人で上海の女性三人は、二十代半ばから後半位かと思われる。

最初から三人の予約を、途中で五人にして欲しいというメール。

泊められないことはないのだが、窮屈な思いをさせるのと私達が大変なので断ったら、二人は近くの民宿に宿を取ったと言い、十七時半くらいまで我が家にいてから二人は移動。

 

夕食の時、「もし唄が聞きたいなら、後で友達が来ても好いよ」と話したら、二人は二十時頃来たので、いつものように「木曽節」と「長持唄」を聞いてもらった。

明日の予定を聞いたら、我が家の前を九時三十五分のバスに乗ると言うが、28日から5月6日までしか走っていないと伝えると、五人で話したり電話で知り合いに相談しているようだったが、結局「九時四十分に、私達五人を駅まで送って欲しい」と言う。

仕方ない。

了解した。

 

中国語で言うので細かなことは分らないが、送って欲しいと言うそのニュアンスに人間性が出ていて、〔言えば何とかなるだろう・・〕というような気持ちが感じられ、人の親切心を最初からあてにする感覚に違和感が残った。

二人は二十一時過ぎに帰っていった。

 

国民性もあるかもしれないが、その人の人間性と理解している。