∵ 木曽の名は・・

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「君の名は」というと、昨年大ヒットしたアニメ映画の題名が浮かぶだろう。

 

しかし、昨年までは、「君の名は」といえば戦後のラジオドラマと、その後に作られた映画の題名として名高いのでは・・。

もっとも、私の世代はそれらのラジオや映画を聞いたり見たりしていないが、そのドラマの話は子供の頃よく聞いた。

 

駄洒落で、ブログの題を「木曽の名は」としたが、「木曽」と聞いて全国の人がどんなイメージを持つのだろうか・・。

 

お客さんに聞いても「木曽節」や「木曽踊り」という言葉も知らないし、民謡そのものを知らない、聞かない若い世代が増えている。

 

「木曽義仲」に至っては、《教養の低い乱暴者で、頼朝に滅ぼされた武将》と、木曽の住民の私でさえ子供の頃は思っていた。

 

権力争いに勝った者は、自分の正当性を誇示し、英雄化する為の歴史書を書く。

後世の者はそれが正しいと思ってしまうが、研究勉強すれば、それが一方的な見方であり、敗者にもその生き方や考え方があることを知るだろう。

 

松尾芭蕉は敗者の生き様から、人生の無常や哀れを学んでいたのだろう。

自分が死んだら、「義仲の墓の隣に葬ってくれ」と遺言するくらい愛された人物が、ただの乱暴者や馬鹿者である筈がない。

早く大河ドラマなどで、正当な評価を受けた義仲が見たいものだ。

 

 

前書きが長くなったが、木曽 上松町出身の、大相撲「御岳海」関の活躍はうれしい限り。

見ている私達も力が入る。

 

今日も勝って六勝目をあげたが、八十四歳のお袋も「ああ!」、勝った瞬間手を叩いて喜んでいる。

これからも活躍して私たちを楽しませ、木曽の名を大いに上げて欲しい。

 

 

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∵ 餅粥の日

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今朝は十五日正月。

 

正月なのでお神酒も頂くし、煮物も元日と同じ。

 

昨日、下ろしてきれいにした湯飲み茶碗に餅粥を入れ・・・

 

また囲炉裏の間の梁の上に上げておく。

 

三宝様へはご飯茶碗で進ぜて・・

 

お参りしたら下げてきて頂く

 

昨日のお客さんは、シンガポール人の若い男性が一人だけ。

 

最初二食付きだったが、後で素泊まりに変更になった。

 

素泊まりで食事を摂らないとなると、囲炉裏の間に出てこないので火は焚かないし、私が色々話すことも民謡を唄うこともない。

 

《我が家の売は、料理・囲炉裏・語りの三りにあり》

をキャッチフレーズにしている我が家としては、魅力のない宿になってしまうのが残念。

 

ただ、素泊まり料金も安いし、お一人の割増料金もなし、暖房費も頂いていないので、そこが魅力なのだとは思うが・・。

 

今日、私は詩吟の会の新年会に行くため、九時四十分くらいに家を出たが、お客さんはまだ寝ているようで、仏壇に餅粥を進ぜることができなかった。

後で聞くと遅く出て行かれたようで、それから餅粥を進ぜてくれたようだ。

 

新年会は松本の勤労者福祉センターにおいて、二時から四時まで。

役員を中心に、許証の授与者などや一般会員など、約五十名が参加。

 

木曽からは私と鈴木・横平木曽部会副会長の三人、行きも帰りも各駅停車の電車。

行くときは妻に送ってもらい、六時半の電車で帰ってきたら、三女が迎えに来てくれていたのも嬉しい。

詩吟の会の、一年の最初の行事だったのだが、今年も家族の協力に感謝しての詩吟修行になりそう。

 

 

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∵ 雪かき

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案の定今朝は雪かき。

 

 

雪かきをする私の周りを遊ぶナナ。

 

 

今朝はいつもより早起きをして、車庫の前から雪かきをした三女と、やはり周りで遊ぶナナ。

 

 

集会所の前も13cm位の雪があり、ざっと雪かきをしておいた。

 

 

こんな雪の中、ストックを二本持ち、足回りも重装備の中国人と思われる20人くらいの一団が、馬籠宿方面に向かって行く。

 

 

写真のどんがめ洞の入り口の石畳が急で、大変そうに登って行くので雪かきに。

 

何とか除雪機も登ってくれたので、上から一押ししておいた。

 

 

お袋が今日になったら、「一昨日搗いた餅を昨日、仏様や神棚に進ぜてない・・」とブツブツ言い出したので、一日遅れで進ぜる。

餅を搗いたり、何か季節のものを作ったときは、神棚や仏さまに進ぜなくてはならないが、つい忘れることもある。

 

 

先日来た妹も騙されていたが、ワンカップは酒ではなくローソク。

酒の好きだった親父のためにと、常連さんから頂いたもの。

 

午後には囲炉裏の間の梁の上の湯飲み茶碗を下ろし、干からびて煤だらけの中のものを河原に埋めてきた。

 

明日は十五日正月で、餅粥の日。

田舎の習慣は色々あるが、これも私ができる間までだろう。

 

 

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∵ 餅花

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昨日のお客さんのОさんは馬籠宿に向けて歩いて行かれ、Sさんは歩いて妻籠に行くと言って出立して行かれた。

 

出発してから、Sさんの宿泊帳の上に、折り紙が置いてあるのに気付いた。

 

 

何の紙かな?

藤村記念館で売っているのかな・・。

 

 

お客さんを送り出しながら、昨日搗いた餅花用の餅を切り分け、妻は10時過ぎから妻籠観光案内所へ持って行き、女性陣で餅花つくりをしたようだ。

 

つまご観光協会のブログ

 http://tumago.jp/blog/post-1280.html

 

ビンカの木に繭玉をつけたものだけは妻が一緒に作り、竹に刺した餅花は我が家で作ったが、最初お袋、妻、長女と三人でやっていて、殆ど終わりかけたところに長女の次女と、長男の長女の孫二人がが学校から帰って来てお手伝い。

孫からすれば遊び感覚で楽しいようだった。

 

土間の餅花。

 

 

三宝様と呼ぶ神棚にも飾る。

 

 

今季、初めて除雪機の出動。

 

 

写真を撮った時は午前中で、降ったり止んだりの天気。

雪をかいていないところは今のところ10cmくらい。

 

11時現在も降っているので、明日は朝から雪かきなのは間違いない。

やれやれ・・・。

 

∵ 失敗

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今日は十五日正月用の餅搗き。

 

白餅、豆餅、蓬餅、それに餅花用の四臼。

 

アメリカ在住十年近いという女性、Sさんお一人が、馬籠から三時のバスで見えていたので、三臼目の蓬餅の時、餅搗きを体験して頂いた。

 

機械搗きのは見たことがあるが、杵と臼で搗く餅搗きは、見るのも体験するのも初めてだと言う。

 

妻が「やってみる?」と聞いたら「好いんですか?!」と嬉しそうに応じる。

 

初めてだというが、なかなか腰つきは好い。

 

 

二つほど搗き立てを食べてもらったが、美味しいと言って嬉しそうに食べていた。

 

最後に餅花用の餅を搗いたが、搗きあがった後に生の里芋を摩り下ろしたものを練りこむ。

 

これにより直ぐ固くならず、竹の先に刺すことができる。

 

 

よく搗いてから二つに分け、先に白を伸す。

残りの半分に食紅を混ぜ、また搗きこんでいくのに五分くらい。

 

その五分のあいだに伸し板に、薄く伸した餅を片付けなくてはならない。

 

伸し棒に巻き付けて移動させたが、巻きつけるとき伸びてしまい、ペラペラになってしまった。

 

いつも薄くしすぎるので、今年はもう少し厚めにしようと思ったのに失敗してしまった。

 

赤も伸びてしまい、一回伸びた餅は縮まらない。

 

明日女衆が作るのに苦労するかも・・。

 

毎年作るが難しいものだ。

 

∵ 寝かせた

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このブログで何度も書いているのだが、昔の杣人(そまびと)樵(きこり)たちは“木を切る”と言わず、“木を寝かす”と言っていて、木の命を奪うのではなく、一時寝ていてもらって、用途によりまた新たな命を吹き込んでもらう・・という、木を敬う謙虚な気持ちからそういう言葉を使っていたのだろう。

 

家の前にはカリンの木。横には山椒。裏には樫。

 

表向きは 借りん。

他人のものでもよこさんしょ。

裏で貸し。

 

と言う語呂合わせで、 昔の人は家の周りに植えていた。

 

我が家の裏の川の向こうに樫の木がある.

 

畑の直ぐ側なのと、虫が食って枯れそうなので、虫に食われていない横から出た木を残して寝かした。

 

 

樫は固いので、節のない好いところなら、色んな金槌や玄翁、あるいはスコップ等の柄にするのだが、枝が多く長いものはとれない。

何か活かすことを考えているが難しい。

 

畑の横に置いた水野入れ物に55㎜くらいの氷が張っていた。

それでも雪はないし、寒さも大したことはない。

 

 

もう一本。

桑の木があり、これも寝かした。

 

 

木のボールペンを造っている野原工芸さんに聞いたら、桑の木は在庫があるようで要らないとのこと。

これは刻んで片付けるしかないかも・・。

年輪は三十二年、太いところで45㎝くらい。

 

 

一番大きくなった時は12㎜位の年輪の幅がある。

 

 

南側の植林木が年々大きくなり、日差しが年々短くなっている。

他人の山なので木を切ることはできないが、自分の土地の周りの木を寝かして、少しでも畑の日当たりが好くなれば良いかな。

 

 

∵ お土産

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実は、妻と三女が七、八日、四万温泉の宿に二泊し、草津温泉に遊び、上田の次女の家に寄ってから昨日帰って来た。

 

二泊三日の母娘の二人旅で、大いにリフレッシュできたことだろう。

 

四万温泉の宿は昨年末に泊まった女性が、年明けから勤めるといっていた宿で、三女がどんな宿か調べて興味を持ち、予約をしたようだ。

 

土産話は殆どしないので、どんな旅だったか聞いていないが、草津温泉で地図を幾らかで買って、それを見せるとお店でおまけをくれるらしく、なんか細々としたものがあった。

写真に写っているものがそれらのおまけだか、買ってきたものか分らないが、まとめておいてあったものを撮ってみた。

 

おんせん饅頭はどこの温泉でも売っているが、ここのは美味しいのだとか・・。

一個だけ残してあるから私の分なのだろう。

 

私には鬼胡桃で作った鈴。

二つの胡桃が触れると、カラカラといった素朴な好い音がする。

大きな方に翁(おきな)の面が彫ってあって、結構手が込んでいる。

 

 

中の実をきれいに掘り出さないと好い音は出ないだろうし、よく磨かれているがどうやって作るのか・・。

素材を活かした物造りが出来る人は羨ましい。

∵ 雨から霙、また雨

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昨日の会合で集会所に、一年のカレンダーは在るものの字が小さく、月めくりのカレンダーが欲しいと言う声があった。

 

区の会合で初午や初めての庚申様とか、二百十日といった日が判る方が好いだろうと、たまたま暦的なことが書いてあるのが我が家にあったので、置いてきた。

 

 

集会所の玄関の鍵を開閉する時、鍵が引っかかるようになり、スムーズな開け閉めができなくなっていた。

以前から気になっていたので、ついでに潤滑剤を持っていってスプレーしたら良くなった。

 

 

17年前、集会所ができてから何回か油を差したが、またしばらくは好いだろう。

油を差しても直らなくなったら代えなければならない。

 

今日は昼ごろから雨が降り出し、夕方霙となったが、夜十時、先程はまた雨になっている。

 

今季はまだ本格的な雪になっていない。

自然界にとって、好いことなんだか悪いことなんだか・・。

 

 

 

∵ 珍しい体験

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ある会の会合があり、会計の私が各個人にお金を支払う為、郵便局に千円札を下ろしに行ってきた。

 

ATMを使おうと、郵便局に入るとよく知っている妻籠のHちゃんが居て、「ごめん!」「ATMが壊れちゃったのよ」と言う。

「今郵便局の人が、担当の人を呼んでくれとるとこよ」

 

振込みのためATMに紙幣を入れ、手数料の硬貨を入れようとしたら、硬貨の投入口が開かなくなり、エラー表示が出て動かなくなったとのこと。

 

待つこと10分程でセコムの人が来て、たまたま近くにいたらしい。

会社なのか、何回も電話で連絡をとりあっている。

 

「私は外に出ていた方がいいですか?」と聞いたら「いや。構いませんよ」と言うので見ていた。

 

電話をしながらATMを開け、先に入れた紙幣を取り出し、Hちゃんに免許証の提示を求め、氏名やら何やら確認をしていた。

Hちゃんと電話を代わり、電話の人とHちゃんが話した後、やっと入れた紙幣を返していた。

 

私はこういう故障の場合、郵便局の人がATMを開けて対応するのかと思っていたら、警備会社の仕事だったことに驚いた。

 

再度Hちゃんが振込みしようとしたが硬貨の入れ方が分らず、側にいたセコムの人もやったことがないので分らず、呼ばれた郵便局の人も分らないようで、私に聞かれても分らない。

 

「時間がかかりそうだから先にやって!」と言うので、先にやらせてもらうことに。

 

千円札を三十枚、三万円分降ろそうとしたら、一万円が三枚になってしまう。

再度やり直し、試行錯誤しながら30千円と入力したら、無事千円札が30枚出てきた。

少し利口になった。

 

それでHちゃん達に挨拶をして先に出てきたので、その後どのようなやり方で硬貨まで振り込んだか分らないが、ATM機器の管理の難しさを垣間見ることができ、三十分以上待たされたが珍しい体験ができたので良しとしよう。