やっとこさ、植え代つくりが終わり、田植えが出来るところまできた。
今日は息子は仕事が休みで、手伝ってくれたので助かった。
昨日、妻と二人でやる予定だったのにトラクターが壊れ、直そうと溶接機を借りてきて溶接を試みたがうまくいかず、昨夕親戚のトラクターを借りてきてあった。
農作業は息子の休みの日曜日だけを待っていられないので、毎年私と妻で代掻きをして植え代を作るため、息子は植え代つくりをほとんどやったことがない。
トラクターで隅の部分の代掻きの仕方が解らなかったり、田んぼから畦に上がる時、直角に上がらないと転倒の危険があることや、高低差を泥押し板で均すことなど、自分でやってみないと解らないことが解ったと思う。
先日の修学旅行の生徒の迎えに、近所の民宿の息子が出てきていた。
近所に住んでいるのに本人の仕事が忙しいのと両親が元気なので、区の作業や祭、常会などに出てこないため、顔を合わせたのは十年ぶりくらい。
その時「やっとかめだにー」と声をかけて色々話をしたが、「農作業は親父が全部やってくれるもんで、細かな部分は全く分らないです」「もし親父が倒れでもしたら、米作りが出来ん・・」と不安そうに話した。
私も若い頃は仕事も趣味も忙しかったが、田んぼだけは手伝ってきたので、親父がやらなくなってもそれほど困らなかった。
そういった意味で、トラクターが壊れたおかげで息子も経験を積むことが出来て良かったのでは。