MSX用ゲーム 雀華 (宇宙堂 / アスキー) 1985年
MSX用の麻雀ゲーム
『雀華 / 宇宙堂 アスキー』です。
1985年に発売されました。
グラフィック能力の低いMSX用としては
初めての脱衣麻雀ソフトだったと思います。
タイトル画面です。
大きな胸とくびれた腰がセクシーなお姉さんです。
麻雀ゲームなのに何故がスロットマシンに腰を掛けています。
開発は宇宙堂、発売はアスキー(ASCII)です。
ゲームスタート!
ゲームが始まりました。
酷い配牌です。
しかしお姉さんが『ツモ シテネ』と話し掛けてくれます。
もう頑張るしかないよね。
配牌と見比べてもらえば分かるかと思いますが物凄いひきです。
染めるつもりはなかったのですが、清一色が狙える手です。
これは清一色を狙うしかないよね。
ふひひひひ、聴牌しちゃいました。
一,三,四,六萬の4面待ちです。
しかも三,六萬で上がれば清一色&三暗刻です。
高目をツモ!
えっ!?
えっ!?
ええ~っ!?
なんと清一色を認識してくれません!
物凄い麻雀ゲームです。
マニュアルを持っていないから分からないんだけどさ
これってちゃんとマニュアルにも書いてあるの?
そもそも清一色の手が無い麻雀ルールって存在するの?
とにかく勝つとこのような画面に変わります。
スロットマシンの画面で何かが回っています。
ポーズボタンを押してみました。
何かの絵柄が回っているようです。
ワンピース
ブラジャー
おパンティー
なんだろうねコレ?
バグかな?ROMカートリッジの接触不良かな?
ボタンを押してスロットを止めてみました。
ゆっくりと止まっていき……ブラジャーで止まりました。
実はこのゲーム「脱がさなければならない服や下着の絵柄」で
止めないとお姉さんを脱がすことが出来ないんです。
麻雀に勝つ → スロットで当てる
の連続でようやく1枚脱ぐんです。
厳しいルールです。
二局目のスタートです。
索子のひきが良いので索子で混一色を狙います。
『清一色の役が無いのならば混一色の役も無いのでは?』
って思うよね?
確認したいよね?
うーん、流局しちゃいました。
「混一色」の有無が確認できません。
三局目です。
お姉さんがリーチをかけてきましたが……
タンヤオ&ツモでおいらが上がりました。
しかもスロットマシンをワンピースで止めることが出来ました!
四局目です。
ヒューヒュー!
セクシーだよ!お姉さんとってもとってもセクシーだよ!
「混一色」の有無が知りたくて混一色に拘るおいら
聴牌するも流れてしまいました。
五局目です。
なんとお姉さんが服を1枚着てしまいました。
負けた時だけではなく、場が流れた時も服を着てしまいます。
しかもこちらが聴牌でお姉さんがノーテンの時でも
お姉さんは服を着てしまうんです。
『麻雀に勝つ → スロットで当てる』
を流局もせず続けなければならないんです。
かなり厳しいルールです。
六局目です。
4巡目リーチで6巡目にツモられちゃいました。
はいはい、負けました負けました。
もういいです。
あのね、撮影はし忘れたけど
この後に再プレイで「混一色」で上がりました。
すると「混一色+役牌」の手で「役牌」しか付きませんでした。
・ジョイスティックには非対応
・テンキーにも非対応(フルキーのみの操作)
・チーをしづらい
(チーの仕方が複数ある時にどれでチーをするかの選択が分かり辛い)
・清一色も混一色も役として認識されない
・牌を捨てる時に画面上の文字(捨てたい牌の上の文字)が見辛い
・↑にも関わらず捨て牌の時間制限がある
と不満点が多いです。
もしね
「おおっ!このゲームは面白そうだ!
このお姉さんをスッポンポンにしたいから
MSX本体+雀華を手に入れるぞ!」
と思っている人がいたら思いとどまることをオススメします。
今回は辛口のレビューでした。