X68用ソフト HEAD・ON ヘッド・オン  1988年 | コオロギ養殖のブログ(レトロPCルーム)

X68用ソフト HEAD・ON ヘッド・オン  1988年

1988年に発表されたX68000用ソフト
『HEAD・ON ヘッド・オン』
です。
パソコン通信上で作者が無償公開していたソフトです。
DOCファイルを削除してしまった(or元々無かった)為、
作者名は不明です。

オリジナルは1979年にセガ(SEGA)から発表された
アーケードゲーム機用ゲームです。
X68000版は1988年に作られました。

1970年代のゲームが
1980年代のパソコンで再現され
2010年代にブログで紹介される
なんだか感慨深いね


「ヘッド・オン」はパックマンと同じドットイート型のアクションゲームで
おそらく世界初(少なくとも国内初)の
ドットイート型のアーケードゲーム機用ゲームだと思います。

X68_HEADONg00

実行ファイルで立ち上げると HEAD・ON のタイトル文字が表示され
マイカーと敵カーが左右に動きます。


X68_HEADONg11

ゲームスタート!
ってゲームスタート直後の画面です。
このゲームはポーズが利かないので撮影が難しいんだよね。
うん、毎回同じ言い訳だね。

ゲームの目的は、マイカーが通った後は画面上のドットが消えるので
画面上の全てのレーンを通り、全てのドットを消すことが目的です。

X68_HEADONg12

マイカーは反時計回りに走ります。
敵カーは時計回りに走ります。
敵カーはマイカーと同じ車線に変更しぶつかってきます。
敵カーに当たるとマイカーを1台失います。
リプレイの際は画面上のドットが全て元に戻った(全て表示された)
状態からのリプレイの為、残り1~2ドットで敵にぶつかってしまうと
"イーーーーーーーーーーーーーーーッ!"
ってなっちゃいます。

敵カーは常に速いスピードで走り、1つ隣のレーンまでしか車線変更が出来ません。
マイカーは速いスピードと遅いスピードを切り替えることが出来ます。
速いスピードの時は敵カーと同じ1つ隣のレーンまでしか車線変更が出来ませんが
遅いスピードの時は2つ隣りまで車線変更が出来ます。
スピード調整と最大2つ隣りまでの車線変更を活かしながら
敵を避けてドットを消していくことがポイントです。

X68_HEADONg19

1面クリアです。
1面クリア毎にマイカーが1台増えます。

X68_HEADONg29

2面クリアです。

X68_HEADONg39

3面クリアです。
3面目から敵カーが2台になります。
敵カーが1台増える毎に難易度がかなり上がります。
どの敵カーも常にマイカーと同じ車線に移動しようとしてくるからね。

X68_HEADONg41

4面のスタートです。
ゲーム内容がゲーム内容なのでゲーム開始直後と
クリア時の画像しか撮影できません。

X68_HEADONg49

4面クリアです。

X68_HEADONg51

5面のスタートです。
5面目から敵カーが3台になります。
かなり厳しいです。

X68_HEADONg52

最後の1台も敵カーとぶつかってしまい……

X68_HEADONg90


X68_HEADONg99

ゲームオーバー

ちなみに再プレイで7面まで行きましたが
7面は敵カーが4台登場します。
敵カー4台はかなり難しいね。
うん、敵カー4台はかなり難しいんだ。

END