X68用ソフト 天安門(1989年) と Special天安門(1990年)
まずは1作目
1989年に発表されたX68000用同人ソフト
『天安門 / (作者は敢えて非公開)』
です。
天安門事件のあった年に発表されました。
タイトル画面です。
ストーリーや操作方法はこちらを見てください。
「画面一番左まで敵(西側の軍隊や中国人民等)が
来ないようにひたすら敵を倒す」
といったゲーム内容です。
ゲームスタート
1人プレイ 2人同時プレイ が可能です。
2人同時プレイは2人がそれぞれの兵器を使い敵を攻撃できるので
2人同時プレイだとかなり有利にゲームを進められます。
画面上には残りの人民数が表示されます。
人民を10億人倒せばゲームクリアです。
(無茶苦茶なクリア条件だね)
(後半は敵も様々な兵器で攻めてきますが)
向ってくる人民をただひたすら倒していくゲームです。
撃ち殺すもよし、踏み潰すもよしって感じです。
敵に占領される(一番左まで来られる)とゲームオーバーとなり
このようなメッセージが表示されます。
次に2作目
1990年に発表されたX68000用同人ソフト
『Special天安門 / (作者は敢えて非公開)』
です。
前作『天安門(1989年発表)』の翌年に発表されたソフトです。
タイトル画面です。
ストーリーや操作方法はこちらを見てください。
「画面一番下まで敵(中国人民)が来ないようにひたすら倒す」
といったゲーム内容です。
ゲームスタート
1人プレイ 2人同時プレイ が可能です。
2人同時プレイだとかなり有利にゲームを進められます。
画面上には残りの人民数が表示されます。
人民を10億人倒せばゲームクリアです。
(相変わらず無茶苦茶なクリア条件だね)
敵は人民のみです。
武器を持たず突進してくるので
踏み潰し 機銃 大砲
を使って倒します。
機銃は2連射できます。
大砲は連射は出来ませんが撃った弾は敵に当たった後も飛んでいきます。
敵を倒せば倒すほど死体が増えていくので画面が見辛くなります。
このように敵に占領される(一番下まで来られる)と
ゲームオーバーとなりこのようなメッセージが表示されます。
その後、タイトル画面に戻りますが、画面上の死体はそのままです。
(うーん、シュールだね)
ちなみにこれは2人同時プレイの画面です。
戦車が2台あります。
機銃を連射したシーンです。
大砲を撃ったシーンです。
どちらのゲームもクリアがほぼ不可能なゲーム内容です。
すなわち将来的に中国の民主化は
避けられないことを表しているのかもしれません。
これらの作品は中国共産党に対する皮肉であって
作者はきっと平和を愛し民主化を愛する人だと思います。
END