Pippin@用ソフト アニメデザイナー ドラゴンボールZ (BANDAI)
レトロゲーム機 というカテゴリーを作ってはいるけど
これまで付属ソフト以外のソフト紹介は1本もないからね。
取り敢えずPippin@用ソフトを1本紹介することとしました。
まあ、おいらのブログはレトロPC関連ソフトがメインだから
明日以降はいつものようにレトロPC関連ソフトを紹介するけどね。
今日はこの悲運の名作ソフトの紹介記事を読んでね。
今回紹介するソフトはPippin@用のCGツール
"アニメデザイナー ドラゴンボールZ (DRAGON BALL Z)"です。
本体の普及台数が最も少ないという不名誉な記録を持つゲーム機
(マルチメディアマシン)であるPippin@用のソフトです。
ちょっと調べてみたんだけどwikipediaの情報が正しいとしたら
Pippin@の本体普及台数は4.2万台だそうです。
"カセットビジョン"や"スーパーカセットビジョン"どころか
"PC-FX"よりも普及台数が少なかったのか・・・
少なくとも国内で発売された"据え置き型ゲーム機"としては
販売台数が10万台に届かなかった唯一の機器だとか・・・
これって本当なのかな?
あまりにも少なすぎるよね!?
正しい情報をお持ちの方!
もしおいらの記事が間違っていた場合は是非ご指摘ください。
ブログを修正します。
ちなみに"Pippin@(ピピン@)"とはバンダイとappleが協力して
世に送り出したゲーム機(マルチメディアマシン)です。
両社にとって"Pippin@"は無かった事にしたい黒歴史かもね。
"Pippin@"でバンダイはゲーム業界に衝撃を与えたかったんだろうけど
バンダイの経営に衝撃を与えてしまったようです。
CD-ROMをセットすると
PIPPINロゴが表示された後に
タイトル画面が表示されます。
(C)に バードスタジオ/集英社 フジテレビ 東映動画
のそうそうたる企業名が並んでいます。
そしてこのソフトの開発&販売はバンダイ(BANDAI)です。
とても本体普及台数が5万台も届かなかったゲーム機用の
ソフトとは思えません。
箱を取り出すのが面倒なので箱や説明書の画像は載せませんが、
かなり高機能なCGツールです。
大きな箱にフルカラーで1cm程の厚さのマニュアルが同梱されています。
2000以上の素材(背景やキャラクターやアイテムなど)があり
素材はアニメーション(キャラやパーツがGIF画像のような繰り返し表示)を
する物もあり、
「ちゃんとCGを描きたい人」から
「素材を組み合わせて簡単にCGを作りたい人」まで幅広く使えるツールです。
本当にね
CGツールの機能は優れています。
ドラゴンボールの名前やキャラが無くても充分に優れたツールです。
しかもね、ドラゴンボールのキャラクターや各種アイテムパーツの数が
2000以上だからね。
背景を選んで
スタンプで簡単にCGが描けます。
おいらは絵が描けないのでデモを再生し、
いくつか撮影した画像を載せます。
デモスタート!
今度は特定の背景を使わずに
ドラゴンボールを自分で描いた後は・・・
スタンプを使ってすぐにCGが完成!
スタンプだけならあっという間にCGが完成!
パーツを組み合わせて独特な地形を描き
スタンプでキャラクターを登場させて
パーツで川を描きます。
既にある背景+キャラクタースタンプで
あっという間にこんなCGも完成します。
星を描いてスタンプを押して文字を入れれば
バースデーカードの出来上がり!
通常のCGツールとしてもかなり優秀です。
更にドラゴンボールキャラのスタンプが豊富なので
ファンにとってはたまらないツールだね。
こんなCGは自分で描くとなると大変だからね。
スタンプは便利だよね。
と、ここまでデモを再生し気に入った作品の画像を
いくつか紹介しましたが、紹介していない画像もたくさんあります。
というよりも・・・
なんとデモを1時間以上再生してもデモが終わらないんです。
どのくらいデモが続くんだろうね?
マニュアルを取り出すのが面倒なので確認すらしませんが、
使い方のサンプルデモが1時間以上もあるCGツールなんて凄いよね!?
ちなみにこのソフトの定価は 5,800円です。
ドラゴンボールのキャラクターをふんだんに使える高機能CGツールが
分厚いフルカラーマニュアル付で5,800円って凄いよね。
1時間以上(実際はどのくらいなんだろうね)のデモを見るだけでも
ファンにとっては元が取れるんじゃないかな?
・・・
・・
・
もしもPippin@が普及していれば
このソフトはかなり売れたんじゃないかな?
取り敢えず1本は持っておきたいソフトだと思うんだよね。
でもこのソフトを手に取ったユーザーの数は・・・
このコントローラーを握ったユーザーの数は・・・
END