MSXシリーズ専用通信ネットワーク THE LINKS 対応ソフトウェア
1986年3月から1994年10月までサービスを提供していた「THE LINKS」
MSXシリーズ専用のパソコン通信でした。
ROMスロットに「THE LINKS専用モデムカートリッジ」を差し込み、
そのカートリッジに電話回線を繋げれば出来るパソコン通信で
他のパソコンのようにモデムを購入したり、
RS-232C端子が無い場合はRS-232C端子を備えたカートリッジを
購入したりせずにパソコン通信が行えるといった
MSXユーザーにとっては最もメジャーなパソコン通信環境でした。
って手元の資料を元に掻い摘んで書いているだけなんだけどね。
おいらは THE LINKS どころか、パソコン通信の経験が無いんだよね。
ちなみにこのサービスを提供していた会社は「日本テレネット」です。
と言うよりも
"このサービスを提供する為につくられた会社"
だったみたいです。
なるほど、だから「日本テレネット」って社名だったのか!
って今日初めて知りました。
ふひひひひ、気が付くのが28年遅くてすみません。
まあ雑誌の広告で見たことがあるので
THE LINKS という名前や基本的なサービス内容は知っていたのですが
約1万人もの会員がいたりコナミやT&Eソフト等も
THE LINKS 上でサービスを提供していた事は知りませんでした。
何故こんなブログを書くことになったのかと言うと…
MSX2用ゲーム DIRES / ボーステック (1987年)
MSX2用ゲーム GIRLY BLOCK / 日本テレネット (1988年)
両カートリッジ共に network の文字と…
THE LINKS の文字があります。
どちらもTHE LINKS対応のゲームなんです。
1980年代に ネットワーク対応のMSX2用市販ゲーム があったんです。
まずは『DIRES / ボーステック』の紹介から
パッケージの表紙 マニュアル ROMカートリッジがあります。
文字が読めるかな?
こんな感じのゲームです。
起動すると最初に
THE LINKS PRESENTS
の文字が
クレジット表示
メーカーロゴ
タイトルロゴ
ゲームは対戦型パズルゲームです。
ふひひひひ、ルールを憶えるのが面倒なので
DIRESの紹介はここでお終いです。
まあ、おいらが「パッケージやメディア」の画像を多く載せたり、
タイトルデモの画像ばかりを載せる時はいつもこのパターンだよね。
次に『GIRLY BLOCK / 日本テレネット』の紹介です。
こちらも起動すると最初に
THE LINKS PRESENTS
の文字が
タイトル画面です。
一人でも二人でも遊べます。
THE LINKS接続がメニューにあります。
もちろん「THE LINKS専用モデムカートリッジ」もないし
サービスも終了しているので選んでも反応しません。
BATTLE MODE を選択しゲームスタート!
場所を選ぶと
アクションゲームモードに!
ってゲームの目的が分からないのでここで終了です。
このソフトはROMカートリッジしか所有していないんだよね。
だから仕方がないよね。
ふひひひひ、こちらもお決まりの展開ですみません。
ちなみにこのゲームって コンパイル(COMPILE) の
クレジットが無いんだけ コンパイルが開発したんじゃないかな?
・タイトル画面の絵柄
・(コンパイルのゲームソフトで)コンパイルのメーカーロゴが
表示される時に流れる効果音がゲーム中に流れる
・BGMがコンパイルのゲームのBGMっぽい
と特徴が似ているんだよね。
どうなんだろうね。
まあどうでもいいよね。
THE LINKS についても、2本のゲームソフトについても
中途半端な紹介しかしないブログになっちゃいました。
でもね、THE LINKS のサービスを利用していたMSXユーザーは
懐かしい思い出が蘇ったんじゃないかな?
うん、蘇ったに違いないんだ。
END