X1用ソフト ドンキーコング3 大逆襲 (ハドソン) 1984年 #前編
ドンキーコングシリーズと言えば、
今では任天堂ゲーム機でしか遊ぶことが出来ない
"任天堂の主要コンテンツ"の一つですが、
当時はパソコン用ソフトとしても"ドンキーコング"がプレイ出来ました。
当時のパソコン用ソフトとして発売された"ドンキーコング"の1つがこの
『ドンキーコング3 大逆襲』です。
FDを起動すると HUDSON SOFT PRESENTS の文字が表示されます。
DONKEY KONG の文字の後ろの赤い部分は黄色と赤で繰り返し点滅します。
画面右にはちゃんと
(C) HUDSON SOFT
(C) Nintendo
の文字もあります。
キャラクター一覧です。
それではゲームスタート!
スタートボタンを押すとドンキーが上から降りてきてから
ゲーム画面に切り替わります。
各ステージでは最初にこのように STAGE * と表示されてから
そのステージのタイトルが表示されます。
その後、ゲームが始まります。
STAGE 1 のタイトルは「ON THE HIGHWAY」です。
ゲームスタート直後の画面です。
オリジナルであるアーケード版の「ドンキーコング3」では
・舞台となるのは植物園
・ドンキーが下まで降りてくることを阻止する
・虫から鉢植えを守る
(鉢植えを取られてもスタンリーは死なないがボーナスポイントに影響する
虫が下に到達すると鉢植えを持ち去ろうとするので
虫を退治して鉢植えを取り戻す)
・ステージのクリアは「ドンキーを上まで追いやる」or「虫をすべて倒す」
といったナムコの「キング&バルーン」的な要素も含んだアクションゲームです。
また武器である殺虫剤は射程距離が短い為、
ドンキーを追いやるには上のフロアで殺虫剤を噴射する。
といった上下左右の移動が必要なゲームです。
しかし「ドンキーコング3 大逆襲」では
・鉢植えがない(敵に奪われたものを取り返す的な要素が無い)
・画面に上下移動をする為の台はなく左右移動のみ
・武器は普通の弾のようなもの(連射は不可能)
といったシステムです。
「ドンキーコング3」のゲームシステムとは大きく異なります。
また
・空を飛ぶ虫は「編隊を組んで飛び回る(ランダムに飛び回らない)」
・STAGE毎にバックのグラフィックが大きく変わる
といった独自のシステムを取り入れています。
この独自システムを読んで当時のパソコンゲームを知る人なら
ピンとくると思いますが apple2でヒットしたゲーム「AE」とほぼ同じです。
つまり
「AE」に「ドンキーコング3のキャラや一部のゲームシステム」
を取り入れたゲームと言った方が分かりやすく正しい表現だと思います。
これはこれで面白い部分もありますが
オリジナルであるアーケード版の「ドンキーコング3」が好きで
同じようなゲームシステムを期待して購入したユーザーは
「期待外れなゲーム」「ゲームシステムの改悪」と感じるかと思います。
それではゲームの続きに戻ります。
ドンキーはどんどん降りてきます。
虫の攻撃に気を配りながらドンキーに弾をぶつけて上まで追いやります。
ちょっと虫に構っているとドンキーが降りてくるので・・・
どんどん弾をぶつけて追いやります!
(下の画面はあと1-2発でクリアの状態です)
STAGE 3 でのシーンです。
ドンキーは弾をぶつけて追いやらないとどんどん下に降りてきます。
一番下まで降りてきました。
ドンキーが下まで降りてきてもスタンリー(プレイヤー)が一人減るだけで
再度、同じ STAGE からやり直せます。
虫の攻撃にやられてしまったシーンです。
最後のスタンリーがやられてしまったのでゲームオーパーの画面です。
ちなみにこちらの画面では
画面上に 1000 の文字があります。
これは
虫の編隊を一気に倒す
↓
フラッグが現れる
↓
フラッグを撃つ
ことにより、1000ポイントを獲得したシーンです。
それでは一気にプレイします!
おおっとここで TO BE CONTINUED